チャングムがヨンセンに手当てした止血薬
幼いチャングムとヨンセンが退膳間に潜り込み、チャングムの母の料理日誌を探し回ったとき、ハン尚宮とミン内人に見つかり、ヨンセンは腕に怪我をしてしまいます。
蔵に閉じ込められてしまったチャングムが、ヨンセンに手当したのが、トモエグサとキンミズヒキでした。
ハン尚宮の「お前が見つけて貼ったの?」という問いに、チャングムは「はい、血がとまらなかったので...。」と答えます。
トモエグサはオトギリソウ科の植物で、黄色のビヨウヤナギに似た花が咲き、花弁の先が少しねじれています。
手持ちの本の中には載っていませんでしたが、止血や頭痛に使うようです。
キンミズヒキは仙鶴草、竜牙草、脱力草ともいわれ、バラ科の植物、収斂止血、補虚強壮の作用があります。
蔵の中に松ヤニはなかったんでしょうか。あ、蔵はきっと食品倉庫ですね。