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「有機ゲルマニウム+バラエキス」の入浴剤

くすみをふせぐバラエキス配合と書かれた有機ゲルマローズ入浴剤が、スーパーにありました。
バラの香りのする浴剤かと思い、配合をみてみると漢方薬なんぞも入っていて、ちょっと試してみたくなる内容でした。

お試しに一袋のみ購入し、湯船に投入してみると、ザザーッとお湯に吸い込まれていくときから、どピンクの粉末がこぼれ落ち、お湯はピンク、ピンクに染まったのでした。
アチャー、いかん、すっごい匂い。
もっと、ほのかに匂う程度ならいいのに、これでもかこれでもかという人口香料独特の匂いがたちこめ....

ハ〜、間違えた、買ってくるべきではなかった、一袋だけでよかった。

嗅覚は続けて同じ匂いをかいでいると鈍感になるので、それを見越してその匂いの源泉に浸かること小一時間。
入っているときは、さほど気にならなくなりましたが、お風呂から出て、湯を捨てた後も変に甘ったるい匂いが残りました。

自然の香りが一番です。
他の入浴剤と比べて汗がたっぷり出たかといったら、そうでもなかったし。

いろいろなものが使われていて、興味を持ったのでその結果を記載してみます。

日本浴用剤工業会の入浴剤のメカニズムによると、

塩類が皮膚の表面の蛋白質と結合して膜を形成し、この膜が身体の熱の放散を防ぐために、入浴後の保温効果が高く湯冷めしにくい

とあります。

材料 入浴剤としては 体内に入ると
硫酸ナトリウム 保温目的 天然のものは、芒硝(ぼうしょう)といいます。瀉熱通便、潤燥軟堅、清熱消腫
炭酸水素ナトリウム 重曹、肌をなめらかに、入浴後の肌をさまさせる。
PEG-150 ジステアリン酸のようです。増粘剤のようですね。
トレハロース 保湿効果
ケイ酸カルシウム 保温目的
レパゲルマニウム 有機ゲルマニウム。お肌への影響ということで、細胞レベルでの酸素供給、お肌本来の抵抗力を高める、皮膚の余分な老廃物を排出と書かれているサイトがありました。
パパイン パパイヤ酵素。皮膚洗浄効果。
バラエキス 香りをつける 「月季花(コウシンバラ)」なら活血調経、消腫、「玫塊花(ハマナス)」なら行気解鬱、和血散瘀とバラの種類によって微妙に効能は変わります。
陳皮エキス 体を温める 理気、調中、燥湿、化痰
唐辛子エキス 皮膚刺激、保温
クララエキス 炎症性皮膚疾患 苦参のことです。清熱燥湿、?風殺虫、利尿
生姜エキス 体を温める 発表解表、温中止嘔、温肺止咳
川芎エキス 鎮痛 活血行気、?風止痛
当帰エキス 鎮痛 補血、活血、止痛、潤腸
桃の葉エキス アセモによいといわれてますね。
オタネニンジンエキス 保湿 朝鮮人参のことです。大補元気、補脾益肺、生津止渇、安神益智
BG 何のことかわかりませんでした。
エタノール
赤色102号 もちろん、色つけ
赤色106号 もちろん、色つけ
香料 もちろん、香りづけ

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