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更年期障害(腎陰陽両虚の場合)のメニュー

更年期障害で、腎陰陽両虚の症状はどうなるか。
当然、陰虚と陽虚の症状が現れます。

めまい、耳鳴、物忘れ、寒熱定まらず(どちらが出るかわからない)、顔にのぼせ、汗が吹き出てきたり、風が吹くのを嫌ったりする、腰や背中が冷たい

こういうときは、陰も陽も不足しているので、補わなければなりません。

我々の席の斜め後ろのグループが出してきたメニューは、

〇 小籠包(しょうろんぽう)
豚皮、豚肉、貝柱、ニラ、白きくらげ、海老、卵黄
〇 当帰入りスープ
当帰、鶏、ニラ、卵

でした。
いきなり、小籠包なんてめんどうな料理名が書かれたので、それを見ていた何人かから「誰が小籠包なんて作るのよー」なんて、声も飛び出して。

しかし、陰を補う滋陰効果のある豚皮を使った料理ということで、小籠包を出してきたのは秀逸。
あの、ジューシーな肉汁は豚皮のおかげなんですよねー。
とーっても手間がかかる料理なのを知っている私は、聞いただけで「ショエー」と、引いてしまいますが、メニュー出すだけなら何でもOKよね。

鶏や海老やニラなど陽を養う食材と、貝柱、豚肉、卵黄など陰を養う食材とうまく組み合わせてますねえ。
陰陽両虚になるときは、精血も不足しているので、それに効果的な当帰(とうき)も使ってるようです。

コメント

ぶ、豚皮ですか。
毛のついた皮を想像するだけで、
「ヒエー」と叫んでしまいそうです。
一度、肉まんは作ったことありますが、ショウロンポウは具を包むのが難しそうですね・・。忙しいときにリクエストされたら、困るかも。
この当帰が入っているスープは、簡単で美味しそうですね。
(^O^)

私が見た豚皮はすでに、毛はついていないツルツルしたコラーゲンたっぷりといったものでした。
それの煮こごりを作っておいて、肉餡といっしょにして包むのですが、小という文字がつくだけあって、皮を一口で食べれるほどの大きさにして、親指を中心に向けてひだを寄せていかなければならず、最後の閉じの段階で不細工になってしまうのでした。
思い出すたび、あー大変だったー。

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