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ドゥングレ茶

ドゥングレ茶韓国薬膳レストラン「はいやく」でドゥングレ茶をいただいたので、自分でも煎じてみました。

そうなんです。
ドゥングレとは、生薬名、玉竹(ぎょくちく)のこと、葳蕤(いずい)とも呼ばれています。
肺陰と胃陰を養うことができるので、今の乾燥している季節にはぴったりのお茶ですね。
陰虚というのは、体の中に潤いが不足している状態のことをさします。

授業では、岡本先生の講義で、解表(発汗させること)の薬膳として、小豆や落花生などたくさんの木の実類を入れたお汁粉の中に玉竹も入っていました。
おいしかったですよー。滋味深いものがありました。

写真は、薄く削られた玉竹のお茶ですが、「はいやく」のものとは違い、甘味があってちょっと生薬っぽい味がします。
中医学では、酸味と甘味は潤す(酸甘は潤し、といいます)といいますから、甘味が感じられるほうが潤す効果が高いような気がします。
「はいやく」のドゥングレ茶は、万人向きにうす目に入れていたのでしょう。

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