不眠に効くサルワーンガアーサナ(肩立ちのポーズ)
床についても、脳がお休み状態にならずに、なかなか寝つかれない。
そんなときは、ヨーガの肩立ちのポーズです。
B.K.S.アイアンガー著の「ハタヨガの真髄」によると、
古代の人が残してくれた最高の贈り物のアーサナが、この肩立ちのポーズだそうです。
立つことによって下垂してきた内臓を、無理なく引上げ、甲状腺や副甲状腺を刺激し、顎をひくことにより脳への血流をコントロールするので頭痛もなおり、泌尿器の疾患にも効果があるとか。
このポーズを経絡的に説明したいところですが、よくわかりません。
膀胱経は刺激されていると思うんですけど、そんなもんじゃなく、全身に効いているような気もするし。
非常に多くの疾病に対して有効なこのアーサナですが、その中でも、私が注目しているのは「不眠」に対する効果です。
肉体と脳の活動のバランスがとれずに、なぜか寝つけないときには、最近はもっぱらこの肩立ちのポーズをとり、鋤のポーズ、そして割座をしてから、お休みなさい、です。
しかし、体重増加とともに、自らの体を持ち上げ、さらに腕で支えるという行為はきつく、いいとこ2〜3分でダウンです。
これが楽々できるようになったら、体の調子も整うんでしょうね。
どんなポーズかは、下記のサイトをご参考に。