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更年期障害の薬膳(腎陰虚の場合)

先日の研究科のテーマは更年期障害でした。

更年期障害といってもタイプがいろいろあり、
〇 腎陰虚、〇 心腎不交、〇 腎陽虚、〇 腎陰陽両虚
とあります。

グループに分かれて、メニューを組み立てた結果は、う〜んなるほど、というものばかり。

その第1弾として、本日は腎陰虚の場合の薬膳です。
腎陰虚って何、どんな症状なの、というと、

眩暈、耳鳴、ほてりや汗、掌や足の裏がほてる、腰や膝がだるく重い、皮膚が乾燥する、皮膚が痒い、口渇、大便乾燥、便秘、尿量が少なく黄色い

などの症状が現れます。
全部出てくるというわけではありませんよ。

そんな方の薬膳の一メニューとして

〇 炊き込みご飯(貝柱、筍)
〇 ほうれん草と金針菜のおひたし
〇 茶碗蒸し(牡蠣、豆腐、枸杞、三つ葉)
〇 白きくらげのシロップ煮(枸杞、梨、蜂蜜入り)

はいかが。

陰を養うことができる、貝柱や牡蠣、卵、白きくらげ、
血を補うことができる、牡蠣、卵、ほうれん草、金針菜
肝を補う枸杞
を使っています。

陰が不足しているときは乾燥して火になりやすいので、体を温めるものは選んでいません。
冷やしたり潤いをもたらす梨や豆腐、筍を加えています。

コメント

なるほど・・・
更年期障害にもいろいろとタイプがあるんですね。勉強になりました。他のタイプも知りたいです。このページは本当にレベルが高くて素晴らしいです。僕のブログも頑張らなくては・・・。今後ともご指導お願い致します。

ご指導なんて、とんでもない。

中医学の勉強を始めてまだ1年、いろいろわからないことだらけです。
ブログに書くと、自分も勉強するので、薬膳てなあに、という方たちにお知らせできるだけではなく、自分の身になると思っています。
ネタ探すのが大変なんですけどね。

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