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脳の体内時計、内臓の体内時計

昨夜の「ためしてガッテン」は、読者からの投稿についてガッテンが再度検証した結果という内容でした。
その中で、えらく朝方になっている人の体内時計の話は、とてもおもしろいものでした。

その方は、夜7時には寝てしまい、朝は4時半頃に起きるというものでした。
普通に聞いていたら、朝にスライドしているだけなんだから、問題なさそう。
ところが、1日のうちに体温が上がるカーブが、その方は一般の人よりゆるやかで、外に出かけることはなく家の中でいつもすごしているといいます。
活動的になる昼間は、人間の体温は高いので、あまり体温が上昇しないことが外出したくないという結果につながっているようでした。

そこで、昼食後に30分の軽い昼寝をするということを2週間続けてみると、「自然と外に行きたくなった」と、スーパーに買い物にいく姿が映し出されました。
そして、以前は4時半にはお風呂に入って5時に夕食7時就寝の生活だったのが、奥様といっしょに7時半に夕食を食べられるようになったということでした。

朝方にスライドしていても、体温がきちんと上昇していれば問題はないそうですが、よくある夜型の場合に体内時計をリセットする方法も紹介されていました(前回放送したそうです)。

もし、夜の12時なんぞに夕食を食べると、胃にある体内時計が働きだし、他の内臓の体内時計たちを起こしてしまう。
脳は夜だから寝ましょうといっているのに、他の時計たちが働きだしてコントロールできない状態になるんですって。

そこで、体内時計をリセットする方法は、
朝、光を浴びると脳にある体内時計(これが他の内臓の体内時計をコントロールしている)が、朝だぞー、と他の体内時計に起きろーと指令を出します。
そこで、朝起きたら1時間以内に朝食を食べると、内臓の時計も働きだし、朝だー朝だーということになるらしい。
「脳の時計と内臓の時計を合わせる」、これが肝心です。

このリセット方法を試した方が紹介されていましたが、「何だか若返ったようだ」と言っていたのが印象的でした。
質の良い眠りを確保できるって大事ですねえ。
中医学的にいうと、夜は『腎』の時間、『気』を腎にしっかり蓄えるには、睡眠はとても重要なこと。
いろいろな中国人の先生方は、夜は12時前には寝ましょう、と、よくおっしゃいます。

コメント

ごぶさたしてます。
仕事の考えがまとまらなくて、ふらふらやってきました。
最近は、連日忙しく、晩ごはんは11時過ぎ、というわたし。
これ読むと、体内時計が狂いっぱなしみたいです。
不調の一番の原因は、それかも。。。
でも、疲れているせいか、食べたらお風呂に入って、すぐ眠れちゃいます。
この生活の先に待っているのは、「デブ」ですが…(泣)

夜、パソコンなんぞ始めちゃうと、ついつい時間の観念を忘れて夜更かししそうになっちゃう。
いけないいけない、12時前に寝るためには11時くらいから寝る支度をせねば。自戒。

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