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水出しコーヒーその後

水出しコーヒー1水出しコーヒー2とうとう、ハリオの水出しコーヒーポットを買って、ここ何週間か試しています。

8人用なので、80gのコーヒー粉(濃い焙煎で)をフィルターいっぱい入れて、水(家は六甲の水です)を少しずつ注いで冷蔵庫に入れておけばオーケーです。
しかし、ハリオの表記のように8時間だと濃い紅茶色ぐらいにしかならず、これならコーヒーといえるだろうというくらいになるには24時間はかかります。(写真は、水を注ぎたてのとき)

水出しコーヒーだから、当然アイスコーヒーで、夏の間はそのまま飲んでいましたが、秋の気配とともにレンジでチンして温めてから飲んでいます。
やっぱり、コーヒーは暖かいほうが、もしくは常温のほうがおいしいですね。
水出しコーヒーを淹れようとする人は、アイスコーヒー党が多く、わざわざ温めて飲むという人は少なさそうです。

でも、やっぱりお湯で淹れると、熱で雑味が出て来る感じです。
水で出すとすっきり、後味さわやかです。
が、すっきりしすぎて、豆の違いがわかりにくいような気もします。

自然食では、コーヒーは神経を興奮させるせいか、禁止飲物で、代わりにタンポポコーヒーや玄米焙煎コーヒーなどが提唱されています。
無理に、起きている状態を作り出すことが不自然ということでしょうか。
偽の覚醒ですね。

薬膳では、もちろん禁止品ではありませんが、中国伝統医学というとおり、古くからある飲物ではないので、古書にはその性味が記載されていません。
現代の食卓に生かす「食物性味表」には、甘/温、興奮、強心、利尿、解酒毒、となっております。
この本が絶対とは思わないけれど、指標として、薄くてハンディなのは使いやすいですね。

[追記]
水で入れるとコーヒーの香りは出ません。
熱湯で入れると雑味が出ますが、香りは出ます。

水出しポットで入れる場合は、深炒りで中細挽きにする必要があります。
友人と話をしていて、同じコーヒーなのに水出しだとマイルドになるけど味がないと言われ、気がつきました。
熱湯でいれるのと水でいれるのでは、ちょっとばかり変える必要あり、ですね。

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