« ヨーガと操体法とパワーヨガ | メイン | 「ぼーっとしようよ養生法」の記事 »

ビクラムヨガ(ホットヨガ)

現地インドの環境に近づけ、室温40度、湿度55%に設定したフロアで行うヨガに行ってまいりました。
今日はたまたま時間が空いていたのですが、普段はそのスタジオのスケジュールだと私が行けない時間帯ばかりだったので、最初から入会するつもりのない体験ヨガでした。

創始者ビクラム氏によると、この室温40度というのは人間が一番筋肉をストレッチしやすい温度なんだとか。
確かに、最初フロアに入ったときから汗がたらーっと出てきて、暑すぎるのではないかと感じたのですが、90分が終わって屍のポーズになるころには、空調の風が涼しく感じられるほどでしたので、暑すぎる設定とは思いませんでした。

私は、何もしないでじっとしていると、すぐ冷えてしまいますが、体を動かすとすぐ汗が出てくる体になっているので、汗が出ると体は冷えて、40度が暑すぎるとはいえなくなるのです。
サウナのほうがよっぽど暑い、まあサウナは90度以上ですから、当然といえば当然。
暑さに強い、もしくは運動慣れしている人にとっては、何の問題もない温度といえるでしょう。

90分のレッスン中厳選された26のポーズ(世界60か国で著作権を取っているそうです)を行うというので、かなり楽しみにしていたのですが(バリエーションが多いと思ったのです)、ハッと気づくとスタジオの後ろに貼ってある写真の25番目になっており、あら、後一つでおしまいだわ、となりました。

前半は立ちポーズ、後半は寝て行うものでしたが、何だか偏っていて、満遍なくいろいろな筋肉が伸ばされ普段使わない筋肉の可動性を増したいという目的にはそぐわないような気がしました。
ポーズの名前がわからないものもあるので、わかるものだけご紹介します。

英雄、鷲、ピラミッド、弓引き、三角、山、爪先立ち、ねじり、割り座、伸びた足、広げた足、コブラ、うさぎ、バッタ、背中を伸ばす、赤ちゃん、弓、膝と頭をつける、マハームドラ(口と肛門を締めて足を伸ばす)、などでした。

鋤、肩立ち、鰐、猫、ライオン、橋、手枕、鷺、魚、アーチ、鶴、V、蜘蛛、弓矢、太陽礼拝、鳩、合蹠、後ろ合掌、蛙、小人、猿、などはありませんでした。
ですから、この決められた26のポーズだけを毎回やり続けるのはあまり楽しくないなあと感じたのです。

そして、先生に相対して寝ながらのポーズをするのですが、それを終えるたびに反対側を向いて毎回シャバーサナ(屍のポーズ)を20〜30秒ぐらい行い、その後両手を上に伸ばして息を吸い、激しく息を2回口から吐いて起き上がらなければならず、そして180度また回転して先生に相対しなければなりません。

ゆっくりした動作が好みの私には、到底リラックスして楽しめるものではありませんでした。
冷房の入ったスタジオは嫌いなので、暑いのは全然かまわないのですが、気持ちよくリラックスできないのが残念でした。

セレブに愛されていて、生徒さんの中には、マドンナ、クインシー・ジョーンズ、ブルック・シールズ、キャンディス・バーゲン、シャーリー・マクレーン・ニクソン元大統領などがいるということでしたが。

コメントを投稿