リンパドレナージュに行ってみたら
むくんでいたら、リンパの流れがよくないのかもしれないから、リンパドレナージュに興味を持つのは当然のことかもしれません。
リンパ浮腫の人のために開発されたと言われているリンパドレナージュですが、医療用というより美容のためにエステで行われる方が多いのではないでしょうか。
それも、オイルを使ってやさしくやさしく、ソフトな刺激、筋肉に働きかけるのではなく、リンパ管に働きかけるには、柔らかい刺激が必要なようです。
言葉では理解できても、どんなものなのかを知るには、実際試してみなければわからないこと。
できるだけ医療系に近いものということで、LPAドレナージュサロン銀座というところにおじゃましてみました。(最近、お金がかかるなあ。)
オイルを使わない手技で、リンパ節に向かい軽いタッチで動かしていくと、
片足終わった段階で、もう一方の足と比べると、明らかにむくみが取れているのが実感できました。
膝を折り曲げたときに、ふくらはぎと太股の裏がくっつくけれど、そのとき違和感を感じずにすっきりしていましたもの。
おお、驚くべき効果!
もう片方の足も施術を終わると、双方の足が軽やかに。
あんなに軽くマッサージしていて、むくみが取れるんだー。
フ・シ・ギ.....
なるほど、と気をよくしつつ、料金の説明なんぞを聞いていたら、2回目以降は入会金3千円が必要なんだとか。
会員の管理とか言ってましたが、終わった後の良さを継続するためのエクササイズなどのレクチャーもなかったし、途端にそれまで気になっていた、質素なインテリアやビルの便所的雰囲気のトイレも色あせてみえてきました。
要するに、料金に見合っていないと思ったわけ。
おまけに、施術後はポッポッと暖かくなってきます、という説明だったのに、リンパがザーザー流れて涼しい感じ(あくまでも、私が受けたイメージです)。
帰りの電車の中では、お腹がムカムカ、めったに痛くならない頭まで痛くなり、いったい自分の体の中で何が起きているのかわからなくなりました。
真綿で締めつけられているような頭痛だったので、湿にやられたのかな、とか考えたり、やはり自然と一体になった整体観念を大事にする中医学とは異なり、西洋医学的アプローチは私には合わないと、考えたり。
頭重感は、夜寝る前まで続き、自分の体が思うように使えない状態になりました。
頭すっきりしてたら、勉強するか、本読むかできたのに、結局テレビを見てお風呂で腰湯をし、不調を改善するべく足もみをしなければなりませんでした。
以前、カイロプラクティックも受けたことがありますが、外部から体を動かされるのは合わないみたいです。
まっ、その人その人に対応して、許容範囲を超えない程度に、けれどしっかり刺激を与えるのは、非常にむずかしいことですけど。