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春はやっぱりあさりですね

あさり<br />
春は、貝類がおいしい季節。
貝の中でも最もポピュラーなものといったら、やはり、あさり。

小さいものより、ある程度大きいものの方があさりの旨味があって、スープもおいしくなります。
ときどき、しじみと見間違えるほど小さいものもあったりしますね。
そんな、稚貝のうちに取っちゃったら、大きいあさりがいなくなってしまいます。

スーパーでパック売りしているあさりたちは、すでにアップアップ状態で口を半開き。
写真のは、違いますよ。
しっかり、塩水につけて暗いところに置いておきました。

海水の濃度にするのに、味をみながらいつも悩むので調べたら、1000gに対して35gの塩が含まれているとのこと。
100gの水に3.5g の塩を入れればいいわけね。
これで、その都度悩まなくてすみます。

キッチンスケールで、きっちり測って塩水を作り、あさりを入れると、途端に水管を出し、しばらくしたらピューッと潮を吹き出しました。
うん、居心地の良い環境って大事ですね。

あさりは、砂の中に潜っているもの、明るい場所より暗い場所が好きなので、流しにボールを置いて電気はオフ。
ときどき、チュパーッなんて音もでるほどリラックス状態のあさりたち。
心なしか、リラックスしたあさりの方が、砂はないしおいしかったような。

一般的に水の中で生息しているものは、やはり寒性か涼性の性質を持つものが多く、海産物は海水のおかげで鹹味(しおからい)を持つものが多いです。

はて、あさりを調べても、出てきませんですねえ。

あさりに近いはまぐりは、鹹味、寒性で、滋陰、利水、退黄、止淋とありますが、脾胃虚寒者は禁忌ですので、胃が弱く寒さを感じやすい人は、食べ過ぎにご注意ください。

コメント

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます!あさりは水管があの状態になると、ほんと、砂が取れるだけでなく味もおいしくなるんです!

toukikou さんと同じ学校に4月に入学しました。 私は肝系が弱いので、(日本で)昔から肝臓にはしじみやアサリが良いということでよくたべていました。でも学校で勉強して自分は脾と腎が弱いこともわかり、冷えもあるし・・・あさり、控えたほうがいいみたいですね。勉強になりました。ありがとうございました。

やっぱり、そうなんですねえ。
リラックス状態のあさりの方がおいしくなるんですね。

リラックスさせておいて殺生するというのも何だなあ、と思うけれど、生きている間も劣悪環境というのも可哀相だし。
舌ではおいしいと思いつつ、矛盾を感じる自分の気持ちです。

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