トイレの音消しは誘導法?
推拿治療学の時間、先生曰く、
「高島屋さんで流しているトイレの中の水音は、誘導法ですね。あれは、良いですね。」
『ん、ゆうどうほう?。それって何? あの水音は自分の体内から出る音を、消し去るために流しているのでは?』
「年寄りとかは、待っている人がいるとあせって尿を出しにくいけど、あの水音があると安心して出すことができます。」
『ふ〜ん、そういう考え方もあるのね。』
友、曰く、
「先生! あの水音は音消しのために開発されたといわれているんですけれど、そういう効果もあるということですね。」
ありがとう、友よ。内心、私もそう思ってたわ。
テレビでも先日放映していましたが、こういうのを環境音というのでしょう。
音で音を消す。
テレビで紹介されていたのは、オフィスでの打合せの会話が気になるので、小さいゴーッという音を常に流すと、何を話しているのかは聞き取りにくくなる、ということでした。
排泄音が恥ずかしいから気になる、こういう発想って日本人ならすぐ結びつく発想ですが、さすが中医学を勉強した先生の発想は違います。