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温かい気・冷たい気

『気』は、高カロリーで...とは、中医学基礎論に記述されていることばですが、気が滞ると熱が発生するし、気は温かいというイメージがあるようです。
普通に、誰かに手をかざすと、相手は温かい気を感じることができます。
それは、『気』と『血』が、同じ速度で流れているからなのですが。

一指禅功で、
親指から小指まで細かく順に3回動かし、前腕の筋肉を緊張させ、その後手首を上下に2回動かすと、最初の温かい気に比べて涼しい気が出てきます。
そして、小指から親指まで細かく順に3回動かし、その後手首を上下に2回動かすと、今度は温かい気が発生します。

本当に、前のと比較すると涼しくなったり、温かくなったりするから、不思議。
気の運行速度の方が血の運行速度より早くなると、冷たい気が出てきます。
先生は、それを扇風機になぞらえました。

「ゆっくり風を送ると温かいけれど、速度が上がって早く回すと涼しくなる。」
なるほどね。
よし、温かい気を出した後で、扇風機のスイッチオン、フフ涼しい気になったような気がする。
それをまた元の温かい気に戻して、と。

ところで、温かい気の方が何かと良さそうな気がしますね。
なぜ冷たい気が必要なのか。
熱を出している人に、気を送るときには清熱する必要があるからです。

気は見ることはできないけれど(先生は人指し指から気が見える功法があるとおっしゃってますが)、感じることはできる。
相手が自分に気があるとか、気をつかってくれてるなんてのは、すぐわかりますよね。
不思議なパワー、『気』、です。

コメント

ねえ その出てくる「気」って何処から来るの?自分の「気」なの?

もち、自分の「気」よ。
先生には、生徒一人一人の気の強さがわかるらしい。
強い人もいるし、中にはちょっと弱い人もいるから、弱い人は毎日ちゃんと練功しなさい、と、おっしゃってます。
練功中、先生は指をヒラヒラ動かして一人一人の気を調整しているらしい(らしい、なんて言葉を使っているのは、実際自分ではよくわからないから)。
先生は、一指禅功では有名な少林内勁一指禅功第19代秦渝生老師よ。
一指禅功って、昔、少林寺から外に出たことがなかったんですって。

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