地面に書
黒竜江中医薬大での研修旅行のときのこと。
松花江の近辺は、屋台や観光客が夜でもいっぱい。
何やら人がいっぱいたかっている所にやって来ると、広場の地面にどなたかが大きな筆で書をしたためていました。
バケツの中の液体、どうやらそれは水らしい、に筆をドボンとつけて、美しい字でスイスイと書いていきます。
夜の闇の中では、書かれた字が黒々と見え、まるで墨で書いたよう。
乾いたら消えてしまう、それはあたかも砂の城みたい。
「ああ、やって練習してるんですよ。」と、誰かが答えてくれました。
すると、あっちでも、やはり書の練習中の方がいたりして。
さすが、漢字の故郷。
日常的に、こんなパフォーマンスが見られるとは、うれしい驚きです。