老中医『腎茶』
黒竜江のカリフールで『腎茶』と書かれたお茶を見つけました。
お茶のコーナーには、いろいろな八方茶がいっぱい。
しかし、どれも清熱解毒の凉しくなるお茶ばかり。
お茶の樹そのものが清熱瀉火なので、緑茶をブレンドしていなくても、お茶の需要は涼しくなるお茶になってしまうのでしょうか。
その中で、腎茶を見つけたというわけです。
パッケージには「凉茶」と書かれていますが、その理由はわかりません。
なぜなら、その材料となっているものは、
乾姜、肉桂、棗、枸杞子、茯苓、黄精、白砂糖
だからです。
清熱のものが入っていないし、乾姜や肉桂は熱性のもの。
補陰の枸杞子や黄精も入っているけれど、補陰よりは補陽だと思うので、腎陽虚に効くのではないかな。
体を温めるお茶は珍しいので買ってみましたが、顆粒でお湯をさすだけ、飲むとおいしいとはいえないお茶でした。