ホワイトのハンギングバスケット
ハンギングバスケットは空中庭園なんていわれます。
そう言われると、そうとも思えてきます。
10年以上も前になりますが、シシングハーストキャッスルのあの有名なホワイトガーデンを見たときは、やはりそのゴージャスな白に感激したものです。
あそこの庭は、薔薇や白い花の木々や白い草花の織りなす競演が、それはそれは見事でした。
白って、使い方によっては、とっても派手やかな色なんですね。
そこで、それを思い出して、草花だけのちっちゃなちっちゃな空中庭園。
庶民の楽しみとは、ささやかなものです。
それも、苗代をけちって、最初はホームセンターのものを使ったので、質感の異なる花を合わせることができず、遠くから見るとそれはまるで菊の玉のよう。(写真は、接写しているのでそういうふうには見えません)
近くで眺めると、花一つ一つに目が行くので、それほど変でもないけれど、距離が遠くなると菊系の花だらけで菊ボールにしか見えません。
再び、第一園芸に行き(高くても最初から全部ここで揃えていれば良かった)、四つの苗を交換しました。
ダブル咲きのペチュニア、バーベナ、バコパ、ラミウムと。
植物の組み合わせには満足したけれど、オステオスペルマムが充実した苗でなかったので、上の方2か所に穴が開いてしまいました。
日にちがたって植物が立ち上がってくれれば、隠れるとは思いますが、出来立ては不格好です。
それでも、ハンギングバスケットが縦に植物を配置できるというのは省スペースなので、ベランダ園芸には頼もしい味方です。
ちょっとしたフォーカルポイントにもなるし。