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かまどさん(土鍋)で炊くかやくご飯

 かまどさん<br />
 かやくごはん<br />
数年前、『かまどさん』という名前のご飯炊き用の土鍋を買いました。
伊賀焼きの土鍋で、ご飯がおいしく炊けるというふれこみで1万円ぐらいしました。

高い! とは思ったものの、おいしいものに目がないので、おいしいご飯が食べられるなら、という気持ちで購入してしまったのです。

普段は、玄米ご飯を圧力鍋で炊いていますが、炊き込みご飯に玄米は向かない。
塩気のある水分に玄米を浸すと、きれいにパンク(圧力をかけると玄米の皮の部分から白米が顔を出す)しません。

炊き込みご飯のおいしさは、だし(スープ)をお米が吸い込んだおいしさ。
昔、友人が連れて行ってくれた牡蠣の釜飯が時間はかかったけれど、おいしかったことを思い出し、少しでもそれに近づければと思ったのです。

ところが、何年も気をつけていたはずなのに、蓋を落として修復不可能なほど割ってしまいました。
ネットで調べると、製造元では、長く使ってほしいという願いから、パーツごとにも販売しています。
そこで、蓋だけを手に入れました。

蓋部分はポツポツ気泡が開いていて、黒の材質も本体とは色が違いますが、懸念されていた本体ともぴったり合いました。

手元に蓋が届く前に、炊き込みご飯が食べたくなって、圧力鍋で炊いてみましたが、お米のまわりで水分がすべっているようでベチャベチャしたものができてしまいました。

蓋が届き、さっそく作ってみると、できあがったかやくご飯は、鶏肉と油揚げの油がうまく回り、余分な水分がきれいに抜けて、一口食べると『おいしーい』。

いつもかまどさんで炊いていたので、おいしさがわからなくなっていましたが、別のもので炊くとその良さがわかります。
外蓋の他に内蓋もあり、何のためかと考えたこともありますが、さらに温度が上がるように設計されているのでしょうね。


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