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めざせマイナスpoco (フードマイレージ)

エコというと、すぐに思い浮かぶのは、スーパーのレジ袋を辞退すること。
こういう方は多いのではないでしょうか。
だって、スーパーで買い物するたびに、レジに買い物辞退のカードがぶら下げられてるし、実際それをやっている人にはスタンプカードにスタンプしてもらえるんですものね。

私の場合は、買い物袋を辞退していません。
だって、袋はごみ袋に流用しているからです。

袋を辞退したからといって、エコに貢献できる二酸化炭素はそう多くはないのではないでしょうか、というのが私の持論。

だからといって、エコを実際にしていないのではないですよ。
エアコンは極力つかいませんし(今夏は全く使用せず)、フードマイレージを意識してなるべく国産のものを消費するようにしています。
だから、外食は友人との会合ぐらいで、『おうちごはん派』です。
手作り石けんを作り始めたので、外国産のオイルを使用することが多いのが、たまにきずですが。

フードマイレージは、輸送費にかかる燃料を減らすことにより、 CO2を減らそうというキャンペーンです。
だから、『地産地消』、外国からの食べものは長距離を移動しなければならないので、燃料を多く必要とします。

それだけではなく、ノンヘルシーなものまであって、ぎょっとします。
秋鮭がおいしい季節ですが、スーパーでは北海道産の鮭の他にノルウェー産やチリ産のものが置かれています。
見た目は、ノルウェーサーモンは脂がのっていてつやつやおいしそう。
北海道産は脂はなく、おいしそうに見えません。

ここがミソなんです。
ノルウェーやチリの鮭は養殖ものが多く日本に輸入されていますが、逆に北海道産の鮭は『ヘルシーサーモン』として、欧米に輸出されているとか。

トロを好む日本人向けに脂肪を蓄えたマグロや鮭が輸入され、当の日本人は脂肪太りに、欧米人は日本の鮭でヘルシーになる構図です。

それと、考えさせられたのは、サトイモ。
平成19年の日本の野菜自給率81%に対しサトイモは65%で、輸入サトイモの99%は中国からの下処理済みのものだそうです。
冷凍食品の表示を見ると中国産と書かれているのだとか(私は国産を剥き剥き)。
この冷凍食品は外食産業にもよく使われていると聞くと、手作り派になるのもいたしかたありません。

石けんも手作りした方が圧倒的に肌に良いものができるし、何といっても、何が入っているかわかっているのが自分で作る強みです。

と、いいながら、石けんを作っているとパン作りまでしようとは思わなくなるので、石けん作りなし・パン作りあり、の方がフードマイレージには貢献できるなあ。

<参考記事>
ぜんざい一杯0.2pocoなんですって
食品買ってCO2削減した量

コメント

薬膳情報 面白く読ませていただきました。 石鹸 は 作るのいいね 色々 できるのが いい 廃油 でも できたような・・・

廃油で作った石けんもありますよ。
でも、ある意味廃油は難しい。
何を揚げたかわからない(豚肉だったり、海老だったり)成分が溶けこんでいるから、鹸化率を高くしているつもりでも柔らかい石けんが出来上がったりします。

それに、せっかく手作りするのなら肌や健康に役立ってくれる石けんを作りたいじゃないですか。

手編みするときに、せっかく労力使うなら良い毛糸で編みたいのと、同じよ。

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