はちみつアーモンド石けん
はちみつを入れた石けんの使い心地が好きなのと、リノール酸リノレイン酸を多く含むオイルを20〜30%入れたのも結構使用感が良いので、スイートアーモンド油と蜂蜜入りの石けんを作りました。
私にしてはシンプルな配合です。
苛性ソーダに加える水分は、ハーブや中薬の煎じ液を使うと不鹸化物が多いおかげか、トレース(これが出ると型に入れられます)が出やすいのです。
ただの水だとトレースが出るまでに何時間もかかります。
先日は、その日のうちに型入れできなくなりそうだったので、ゆるいトレースで型入れしたらアルリルモールドから石けん液がかなり漏れました。
オリーブ油45%、スイートアーモンド油20%
シアバター5%、パーム油15%
ココナッツ油15%
ローズマリーオイルエクストラクト
先入れはちみつ10%
鹸化率95%
[使用感]
はちみつアルガン石けんが思ったほど良くなかったので、こちらの配合ならきっと気に入るはず、と、おそるおそる使ってみました。
髪の洗いたては、フワッとポリュームは出ず、ひたすら素直なストレートになりますが、翌日の毛先の変な跳ね方はなく、OKです。
バツグンに良いとは思いませんが許容範囲。
三拍子(髪・顔・体に良い)には、ギリギリです。
はちみつを入れるとかなり柔らかい石けんになりますし、途中で茶色の水分がしみ出てきたりします。
石けんを柔らかくする糖分やミルク類を加えるときこそ、積極的に保温するべきなのかもしれません。
コメント
この石けん、おいしそうです。
それにしても、石けんスゴイね!
手作り石けんって、減るのが早い気がするけど、それは大量生産の石けんと違って添加物が少ないからなの?
うちのだんなの乾癬の手も、手作り石けんだとよくなるかな?
投稿者: kero | 2009年11月26日 15:59
ははは(苦笑い)、すでに85バッチです。
なぜ、石けんにハマッテしまうソーパーさんが多いのでしょう。
石けんには特別に引きつけられる魅力があるんですよね。
食べものが材料とか、手作りすると自分好みのものが作れるとか。
ハーブや中薬で市販品にない配合のものが作れるのも楽しいし。
何といっても添加物なし、変な香料なしでできるのも嬉しい。
ソフトオイル(融点が低い)が多く、鹸化率が低いと、溶けやすい石けんができるし、コールドプロセスだとトリグリセリド(脂肪酸三つにグリセリン一つ)の形でグリセリンが含有されるから、空中の湿度を呼びます。
グリセリンの入った石けん(透明な化粧石けんなど)をお風呂で水切りしないでおいていたら、溶けちゃったなんてことありますよね。
投稿者: toukikou | 2009年11月27日 09:23
ソーパーって、ソープにper?
石けんつくる人?スゴイ、そんな言い方があるんだ!
たしかに、添加物なし、自分好みのものつくれるのって魅力的です。手作り保存食品と根は同じで、はまると抜け出せなさそう。
友達がろうそくづくりにはまってるけど、それとも似てる気がするわ。
いま一番のお気に入りは?
投稿者: kero | 2009年11月27日 17:59
ろうそく作りも石けん作りと似てるかもしれませんね。
でも、石けんはいろいろなところが綺麗になるから、実用を考えたら石けんに軍配が上がるかな。
乾燥の季節になっても指先ががさがさになりにくいので、掃除をする気になっちゃいます。
この『気』が一番重要で、『やる気』は私が最も大切にしているもの。
現在驚きの石けんは、ローズヒップオイルを配合したもので、柔らか〜な髪の洗いあがりは今までのオイルの配合ではありませんでした。
ククイナッツオイルもローズヒップオイルと組成が似ているとのことなので、試してみます。
投稿者: toukikou | 2009年11月30日 09:35