柿渋石けん(デオタンニン風)
以前に作った柿渋石けんは、未精製のカカオバターのチョコレート色に染まりましたが、こちらは普通のクリーム色のカカオバターを使ったので、一色にはなりませんでした。
が、なぜか、点々模様ができています。
バター類を10%も入れると冬には良いかもしれませんが、男性には油分が多くて重いかも。
アボカド油20%
EXVオリーブ油40%
カカオバター5%
モーラバター5%
パーム10%
ココナッツ油20%
先入れはちみつ4%、柿渋8%
シークレイ、ウィッチヘーゼル、アルニカ(煎じ液と油に浸出)
作成日は12月20日。
温度差があると、型の周りと中では同じ色になりません。
周りの方が白っぽいので、外側の気温が低かったためではないでしょうか。
最近、トレースが出る(型入れ時)まで、および、型に入れて保温するときも、液温をできるだけ40度に保った方が
出来上がったときの石けんの硬さや色にむらがないと思うようになりました。
今までは前田京子さん方式で、冷たくなっているようでも鹸化は自動的に続いているのだし、と、型に入れるときも積極的に40度に液温を上げるということはしませんでしたし、保温も発砲スチロールの箱に入れるだけでした。
その石けんによって、液温が上がるものと冷たいままのものとありますから、石けんの状態によってということになりますが、保温からはずすまではできるだけ液温が40度になるようにする(植物性のオイルでは)のが、鹸化を一気にするコツではないかと。
液温を40度というのは、家庭ではとてもむずかしいですよ。
周りの温度を上げ過ぎると、液温は軽く50度や60度になるようですから。