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足の金具を抜いたら

金具2008年の7月7日に崖から落ちてあちこち骨折しました。
骨盤の恥骨と座骨のところを3か所、座骨の座面に当たるところをぐしゃぐしゃっと、そのせいで左の仙腸関節がずれました。
そして、左足首の腓骨はX線では溝が見えるくらいきれいに折れ、右膝の脛骨のところも折れました。

そのとき、脛骨の端(三角形のように尖っているところ)が折れ、5mm下がったままくっついているので手術が必要と言われました。
いろいろ壊れている箇所の中でそれほどひどそうには自分では思えなかった場所でしたが、関節を形作っている骨が5mmずれていたら、これは不都合なことが起きそうと理性では感じられました。
そのときは入院中だったので、医師がさっさと手術の予定を入れてしまうのを、仕方がない、と受け止めたのです。

そのとき入れた金具を抜き去る手術を勧める医師に同意したのは、やはり金具が入っていることで起きているのではと思えることが増えてきたからです。

〇膝を深く曲げると、膝の裏が痛い。その痛みはたとえると、筋肉痛のような痛さ。術後からずっと感じていたけれど、1年以上たっても引き続いている。体液がその場所で詰まっているような、そんな感じを受けました。

〇外反母趾は左右ともあるけれど、右足の親指だけが痛くなる。

〇朝、階段を上るとき、右膝がガクガクする。人目からはわからないけど、自分ではそんな感じを受ける。

〇右の手指が痺れやすい

もともと、右の足首を学生時代にスキーで捻挫しているし、バン法(中国の推拿の手法)で右手がしびれたことがあり、体の左側に比べて右側の方がうまく流れないのも影響していました。

医師に「手術を受けることにしました」というと、
「いろいろ不都合なことが多いから、みんな抜去手術を受ける人が多いんでしょうね。」
と、人ごとのようにいいました。(確かに人ごとではありますが)

私の中に入っていた金具はステンレスのもので、取り出すのが前提の場合はステンレス、お年を召した方にはチタンにすることが多いそうです。
チタンは骨に対して親和性があるので、いざ抜こうとしても骨を壊さなければ抜けなくて、やむを得ず止めることもあるそうな。

いつもX線で映っていたのは、L字型のプレートでしたが、スクリューのようになった釘というかビスがこんなに入っているとは思いもしませんでした。
長いものは7cmあります。
それにしても、こんなに足に入っていたら、違和感を感じない方がおかしい、と、思いませんか?

今は抜いたばかりで抜糸もしていません(前回と同じ所を切っているのでくっつきにくくなっており、頑丈な方の糸で縫っているから)が、骨に開けた穴がふさがるまで3か月はジャンプしないように、というお達しが出ています。
穴の周辺からヒビが入って骨折しやすくなるからなんだそうです。

コメント

聞いていたけどビックリ!こんなすごいのが何本も入っていたのね。穴のあいたL字型のといい、長いスクリューのといい、大きい!ウチのだんなが骨折したときは、腕だったから小さかったけど、こんなに大きいのが何本も入ってたら、ゼッタイに調子悪くなるに決まってるわ。気も血も滞るよ!
抜くだけだって大手術じゃないの!
3ヶ月、転ばないように気をつけてね。

ハハハ、笑っちゃうしかないわよね。
金具は部位によって、大きさが異なるみたい。

先週、カーテン越しに他の患者さんが診察を受けていて、聞こえてきたのだけど、若い男性で基節骨を骨折したみたいだから手首か足首だと思うの。
その方は、ピンが皮膚の外に出ていて最後にそれを抜くぬたいなことを言ってました。

金具を抜いたら明らかに体液の通りがよくなったのを実感してるわ。

やっぱり余分なものがカラダに入っていると、気も血も動かないのね。
でも、そんなにたくさん、しかもけっこう大きいものが入っていたなんて、びっくり!
すごい違和感でしょ。
おつかれさまでした!っていうのかな。

ピンが外に出てるって、皮膚にも穴があいてるんだよね。考えただけでゾクゾクしてくる。。。

そうよね、ピンが外に出てるなんて、フランケンみたい。

その患者さん、遠いから消毒に通うのにご近所の整形外科に通いたいと相談していたの。
医師は、「大きい所ならピンまで抜くフォローができるだろうけど、普通の所だとそれ見ただけでびっくりしちゃうかも」と言ってましたよ。

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