パルミジアーノのパン
ホームベーカリーを使って、パルミジアーノのパンを焼きました。
ご飯に入れた食材は存在感をかなり主張しますが、パンの場合は何を入れたのかはっきりとはわからなくなります。
水分の代わりに全量をミルクにしても、牛乳の存在感は薄い---なぜなんでしょう?
だから、パルミジアーノをおろして入れても、できあがったパンにはその存在はあまりわからないかもしれない、そう思って作ってみました。
結果は、他のチーズに比べるとかなり味を主張していると、思います。
香りも、チーズの良い匂いがします。
以前、パン教室で作ったピザパンは、トマトの缶詰を煮詰めたソースをパン生地に塗り、パルミジアーノの粉を振ったものでしたが、できあがったパンはとても美味しかったのです。
そのとき、これは他のチーズとは明らかに違う、味わい深くてとても美味しい、と実感したのでした。
せっかくのパルミジアーノですから、パンに練り込むのではなく、そのチーズ部分が舌に直接当たるような方法の方がチーズが生きるのは確かです。
いつも行くイタリアンのお店の三種のチーズのピッツァに使われているチーズは、ゴルゴンゾーラ・モッツァレラとパルミジアーノ。
ゴンゴンゾーラだけでは、味が濃くて塩気もありそうですが、モッツァレラでマイルドに、パルミジアーノで別の味をプラス、といったところでしょうか。