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2014年11月25日

飛騨・高山の美食の旅 続き

2日目の朝朝から豪華なご飯は、久しぶり。
旅に出ないと、ゆっくりいろいろいただきません。
いつもは、パンぐらいしか食べないので、胃がびっくりしています。
2日目の昼豆腐ほう葉味噌昼御飯は、五箇山・白川郷への定期観光バスに乗ったので、白川郷が一望できる天守閣での食事です。
かた豆腐のほう葉味噌は、豆腐の水分があまりないので、意外とイケルお味でした。
観光バスに付いている食事にしては、なかなかです。

プロのカメラマンが撮ってくれる、観光バス乗車の人たちとのワンショットは、さすがプロが撮った写真で、背景になる白川郷の景色が抜群でした。

1枚1500円と言われて、皆、一瞬、えっ。
しかし、私は買ってしまいました。
スキャナーで取り込んで、皆に分けたので、ばっちり元は取れましたね。


よもぎ豆腐蒸しうに先付-よもぎ豆腐蒸しウニ
1日目と異なり、メニューはがらりと変えられており、目で愉しんで口で喜んで、わいわい騒いで、乾杯です。

色鮮やかな翠のお豆腐に、黄色の雲丹が引き立っています。


帆立しんじょ吸物-帆立しんじょ、結び鱚
おだしが美味しかった。
すり身にすると、海老にしろ帆立てにしろ、素材の持つ触感がなくなりフワフワ部分だけになるので、しんじょの味は私にはよくわかりません。
ガツンとしたインパクトのある味が好きなので、繊細な日本料理は実はよくわからないのです。

飛騨牛お凌ぎ-飛騨牛ヒレ肉岩塩焼握り
飛騨牛にぎりは、立ち食いで食べさせてくれるお店があるとかで、この一品をいただいたら、さらに握りで昼食も良いかな、と。
岩塩の旨味が、飛騨牛に乗ってますます美味しくなる。
炙った牛肉もご飯によく合いますね。

前菜前菜
糸南京とくらげの胡麻和え、青梅甘露煮、とこぶし、山菜麸田楽、花咲き海老、結びのし梅
花咲蟹は知っていましたが海老もあるんですね。
色とりどりの、目でも食べたくなる美しさ。
こういうものは、家庭ではいただけません。

お造りお造り-鮪、ヒラメ、鯛、ウニ
日本海が近いので、そちらから運ばれたもののようです。
飛騨は木に囲まれた山の中なのに、別天地みたい。

飛騨の木組みを使った家具は有名ですが、友人の一人が椅子を2脚購入しました。
私も欲しかったけど、素敵な木の椅子は、とってもトッテモ重かったんですよね。
歳をとってきたら、椅子移動させるだけでも一苦労しそうで。
あ、こんなことを考えること自体、すでに年寄りかも。

炊き合わせ炊き合せ-萩飛龍頭、紅葉麸
関東ではがんもどきと呼ばれますが、京都に近いとひりょうずになるんですね。
紅葉麸が出てくると、京料理を想像してしまいます。
ここの板前さんは、絶対京料理を修行した方に違いありません。

がんもどきには、銀杏と百合根は入っていないという説があるそうです。
そういえば、そうかも。

鮎の塩焼焼物-天然鮎塩焼き
鮎の塩焼きは久しぶりです。
天然だと変な臭みがなく、ばくばくいただいてしまいました。

養殖だとブクブク鮎が太っていて、胴腹が丸くて脂肪が多いんですよね。
はて、鮎にはなぜ蓼酢なんでしょう。
鮎の香気を味わうには、ということらしいんですけど。

しゃぶしゃぶ台の物-飛騨牛しゃぶしゃぶ
メインのしゃぶしゃぶは、もちろん美味しかったです。
牛サン、いただいてごめんなさい、と心の中で手を合せ。

ローストビーフ強肴-飛騨牛ローストビーフ
昨日はステーキ、本日は飛騨牛にぎり、しゃぶしゃぶ、ローストビーフと、手を変え品を変えて。
やっぱり、肉の醍醐味はステーキでしょうか。

ローストビーフにすると、飛騨牛の良さが半減するような気がしました。

留椀、香の物留椀・香の物
八丁味噌仕立てのお椀は、口の中がさっぱりとして、すっきり、最後のしめくくりにはぴったりです。

赤かぶの漬け物は、自然な色合いで好感が持てました。
なぜ、いまだに漬け物に着色するところが多いんでしょうか。
不自然な着色やアミノ酸を使用していると、消費者をだましているような気になってきます。

デザート果物-季節のフルーツ盛合せ
ここまで来ると、かなりお腹がいっぱいです。
目が食いしん坊で、食べてしまいましたが。
ケーキが、どーんときました。


デザートデザートデザート最後の3枚の写真は、3日めの朝御飯です。
朝からデザートが出たんだっけ?、と写真の日付を確認してしまいました。

だし巻き玉子が、綺麗です。
朝は、やはり玉子料理。でも、だし巻きは時間がかかります。

旅館ならではのお食事をいただいて、上げ膳据え膳の2泊3日は、あっと言う間に過ぎていったのでした。

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飛騨・高山の美食の旅

高校の友人5人で、飛騨高山に行ってきました。
5人が同じ部屋に泊まるというコンセプトだったので、泊まれる旅館は限られ、花扇別邸いいやまになったのです。
お食事もお部屋もゴージャス。
堪能してきました。が、1日目の夕食は、飛騨牛のステーキだったのに、写真を撮り忘れました。
食べるのに夢中になると、せっかくの記念の旅行なのにこういうことになります。

飛騨そば
1日目の昼にいただいた飛騨そばです。
旅行に来ようとする方々は、皆いろいろ調べているので、貸し自転車屋さんで一緒になった4人組の女性とばったです。
考えることは同じだなあ。。。

飛騨そばは、美味しかったです。
冷麺のような感触でしたが、海草なんぞが入ってたんでしょうか。

友人たちは、ざるそばにしたので、初めは岩塩をつけて召し上がれと言われておりました。
そば通でない私は、つゆの方が好きです。

先付穴子寿司前菜フルーツ1日目の夕食は、メインがすっ飛び、前菜からいきなりデザートなっております。はい。

ですので、メニューだけでも。

先付-焼きなす琥珀寄せ
吸い物-松茸の土瓶蒸し
お凌ぎ- 穴子小袖寿司
お造り-鮪、鯛、かんぱち
前菜-春菊おひたし、鱒子南蛮漬、蟹しんじょ、干し柿百合根
焼物-鰆味噌柚庵焼
台の物-飛騨牛ロースステーキ
口直し-里芋田舎煮
揚物替り-秋鮭と白菜のミルフィーユ
ご飯-飛騨こしひかり
香の物-三種盛
留椀-八丁味噌仕立て
水菓子-季節のフルーツ盛合せ

先付、お凌ぎ、前菜、デザートしか、写真にありません。

全体的に、非常に美味しい夕食でした。
高校1年のときに、ご一緒に旅行してから、ずっと友人でいてくれて、ありがとう。
それぞれ、いろいろなことがあったけど、会うとすっと高校時代に戻っちゃうから不思議です。

枕投げこそしなかったけど、良い思い出になりました。

飛騨牛は、番号付き。由緒あるものは、履歴がちゃんとわかっている。
とろけるようで、さしが入っていて、普段は和牛なんていただかない私でも、美味しいなあとしっかり味わいました。

2日目は、分けて別に記します。

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