« クロアチアのスウィーツ | メイン | 玉屏風散をお茶がわり »

船越さん、お疲れのようですね(ソロモン流)

時代の最先端を行く方をクローズアップし、案内人に船越英一郎さんを配した番組「ソロモン流」。
先日は、家庭料理研究家の山本麗子さんでした。

番組の中程で、いつも船越さんがレストランやら、健康にまつわる場所に行って体験するコーナーがあり、この日は漢方と鍼灸とマッサージを組み合わせた治療院が紹介されました(名前は忘れてしまいました)。
問診後に、船越さんに処方されたのは『牛車腎気丸変方』でした。

腎気丸は『金匱要略』に記載されている方剤で、『八味地黄丸』といった方が名前が通っているかもしれません。
腎陽虚(エネルギーが不足していて、手足が冷たい)の人によく使われます。

『牛車腎気丸』は、腎気丸にさらに牛膝車前子を加えたもの。
利水効果を高めて、腰膝などの下半身に効かせることができます。
船越さんは、腰痛がひどくなって入院してしまい、、ぐるナイの「ゴチになります」に、代理で奥さまを立てたことがありますよね。

腎虚や腎陰虚や腎陽虚になると、腰痛を起こしたりします。
それは、腎が髄を主さどっているからですが、腎陽虚である私も疲れると腰痛を起こします。
腎陰虚と診断された友人も、腰痛持ちです。
腰痛イコール腎虚ではありませんが、腎を養うことがいかに重要なことなのか、何かにつけて思い出させられます。

薬膳では、腎を養う食物は黒い色をしているといいます。
黒豆、黒胡麻、黒米など、みなさまも探してみてくださいね。

コメントを投稿