足裏マッサージって結構効くかも
先日、父と母に足裏マッサージをしてさしあげました。
高齢になると、加齢とともにあちこち体の不具合が出てきます。
そして、当然のごとく痛い場所が多くて、両者とも「痛い〜」。
声を発しなくても、足がどんどん逃げていく。
フフ、人が痛がってるのって、結構快感、です。
もみ返しや、鍼返しがなく副作用がないと言われている足裏反射、痛くとも後は足が軽くなるし、暖かくなります。
私が現在勉強しているのは、ドイツ式メインですが、親指が90度に屈曲するので爪が当たってチクチクすることがあります。
でも、馴れて来ると、これが結構気持ちよかったりして。
外反母趾の母は甲状腺の具合がよろしくありません。
案の定、甲状腺ゾーンでは、足をひっこめて「痛いー、もうやめてよー」。
「まあまあ、後が軽くなるし、最初は痛くても2度3度同じところをマッサージすると、痛くなくなるよ〜。」
不思議ですねえ、本当に2回目からは最初ほどは痛くなくなるんです。
先生曰く、「生徒さんがお母さんに膀胱ゾーンを毎日刺激してあげていたら、膀胱炎が治ったと聞いてます。」
毎日のように足裏マッサージをしていると、足裏がふかふか柔らかくなって冷え性も改善していく気がしますね(私のことです)。
昔、台湾で初めて足裏マッサージをしてもらったときに感じたことですが、病気の診断の補助に使えます。
痛いところ、すべて体の具合が悪いところとはいえないとしても、何らかの体の不具合が足に現れていることは確かです。
ですから、父にしてあげるときには、最初から痛いと言いそうなところがわかっていました。
けれど、私も忘れていたのですが、左側の小指をマッサージしていたとき、それまでは声に出してまで痛いといわなかった父が、「痛いよ!」と語気荒く言ったのです。
「あれ、パパの悪い方の耳は、左の耳だっけ?」
「そうよ」と、母。
おもしろいですねえ。
以前は、人の足を触る職業なんて、何となく下賤な者のやること的な見方もしていましたが、これは整体より楽しいかもしれません。