深い睡眠がアンチエイジングといわれると
健保組合から来る冊子を見ていると、
成人してからも、深い睡眠中にのみ分泌される成長ホルモン(成長期の子供は1日中分泌されている)は、アンチエイジング医療でも注目されています。 エネルギー代謝・糖代謝・脂質代謝・ミネラル代謝・筋肉の発達に影響してきます。
と、ありました。
午後11時から2時の間は『腎』の時間(この間に寝なさいということらしい。ただし、出典がわかりません。中医学的ではなく、漢方的な意見のようで。)、と言っておきながら、ここのところ『数毒(独)(SUDOKU)』に侵されていて、止められない、止まらない、を地でいっている生活だからです。
腎虚がはなはだしく、気虚の状態が激しく、自汗の状態が多いのです。
ちなみに、自汗は気虚、盗汗は陰虚と申しますが、夜の間も汗をかいているので陰虚もありかと、ふと思いましたが、盗汗は朝起きたらぴたっと止まるというのを思い出しました。
友だち二人が、
「不思議なほど、本当に起きたら、汗が止まる」と申しておりましたから。
自分の汗で、常に肌が湿った状態って、肌に触ると冷た〜いんです。
肌に乗った水分が気化するたびに、体温は下がっていく、だから当然寒いと感じている、それなのに毛穴は開きっぱなしで汗を出し続けている。
気が不足しているので、腠理(いわゆる毛穴、それだけではありませんが)を閉じることができない。
体の表面に衛気(体を外邪から守っている陽気)が不足しているのって、最前線に兵が不足していて、敵が攻めてきても守りきれないって感じです。
開きっぱなしの腠理は風寒邪も受けやすく、無防備に睡眠中に風にあたり続けると(扇風機はほとんど天井を向いていても、ホニャホニャ吹いて来る風も感受してます)、朝起きると体調不良このうえなし。
だから、気を蓄えるためにも睡眠をたっぷりとらないといけないのです。
わかってるのに、止められない。
毒にやられてるのって、毒に中る(あたる)、だから、中毒って言うんですね。
自分なりの数毒の解き方を書き留めておかないと、踏ん切りがつかないので、次回はその辺を。