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腹巻は足の冷えに効く

冷房病になってから、とみに冷房に対しては過敏になっている私ですが、外からは見えないからと下着で対抗しています。
その中の一つは腹巻ですが、最近はおしゃれな腹巻が多く出回っているし、キャミソールやスパッツをお揃いにすれば、さながら『麗しのサブリナ』(あまり疑問に思わないでください。雰囲気はそんな感じなんですから。)風です。

腹巻をすると足の冷えが改善されるという情報は中医学の情報からではありませんでしたが、中医学の理論にもかなっています。

腹---これを中焦というのか下焦というのか。お臍から上なら中焦、お臍から下なら下焦かな。

中焦は脾胃を指しますから、脾が四肢を主っているということを考えると、理にかなっているのです。(友人に言われて気づきました。遅かりしですが。)

下焦といえば腎・膀胱ですが、水を主っている『水臓』と呼ばれる腎を温めるのは、根本的に冷えを予防できるというわけ。

しか〜し、足が冷えるのなら、お腹の上の方に腹巻をするべき?
ちょうど、ウエストのところにかかって、どうも、もたついちゃうんですよね。

(とっても寒い日にホッカイロをつけたいときは、背中の腎兪穴(女性ならちょうどウエスト辺りです)にカイロをつけると温かさが違います。)


コメント

寒い時、経験的に腰にホカロン貼ってたけど、理にかなってるのね。

そうそう、その経験てのが一番大事よね。

薬理の実験結果なんて、ラットの摘出心臓だとか、生体の一部分だけで実験した漢方薬の結果でうんぬんと論じてるんだから。

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