炮姜炭、煨姜、乾姜、生姜
炮製学の実技で、乾姜から炭を作りました。
強火で炒ることしばし、燃えちゃわないように、水をシュッシュッ。
で、できたのが写真のものです。
軽くて、上手く炭になりました。
炭だけど、出来上がりを食べてみると、そうまずくもありません。
中薬は炭にすると、止血効果が出てきますが、炮姜炭もしかり。
生姜---辛/微温、帰経は肺、脾
乾姜(生姜を乾燥させる)---辛/熱、帰経は脾、胃、心、肺
煨姜(弱火で炮製)---辛/温、帰経は脾
炮姜炭---辛・苦/温、帰経は脾、肝
生姜は、発散する性質があり、ゆえに肺経に効きます。
乾燥させたものは、上焦と中焦に、
弱火で炮製すると、中焦に
炭にすると、解毒効果が出るのか肝にも効きます。
分類の仕方によっては、炮姜と炮姜炭を分けている場合もあり、この場合は、茶色の焦げ色がついたのを炮姜、真っ黒で炭になったのを炮姜炭としています。
元の中薬の性質を受け継いでいても、炮製の方法によって微妙に変化していくのは、おもしろいですね。
コメント
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投稿者: kame-san | 2007年11月14日 19:21