梅ジャムで梅ドリンク
冷凍梅1kgというのを注文していたのが届きました。
ここのところ、クロテッドクリームとジャムをトーストに塗って食べるのがお気に入りなので、この梅でジャムを作りました。
冷凍梅1kgに蜂蜜800gというところを、蜂蜜600〜700g(何せ目分量なもので)で作りましたが、梅の果肉たっぷりのドリンクにするにはちょうど良い甘さ。
でも、もし本来のジャムにするなら、やはり800gは必要かと。
トーストに塗ったら、あまり甘くはありませんでしたので。
作り方は、たっぷりの湯で梅が柔らかくなるまで茹で(わりとすぐです)、ざるに上げてお湯を切ります。
鍋に梅を入れて、ポテトマッシャーでつぶしながら、種をポイッ、ポイッ。
これに、蜂蜜を加えたら、弱火で20分かき混ぜながら煮るだけ。
本当は、ポテトマッシャーでつぶすなんて書いてはあったのではなく、ちゃんと裏ごしするとあったのですが、そんな面倒なことするほど時間の余裕がありませんでした。
しかし、マーマレード的に考えれば、形が残っているものも結構イケてますよ。
できたての梅ジャムをたっぷりに熱湯を注いで、梅ドリンクの出来上がり。
甘ずっぱ〜い! 疲れがとれていくような。
ご存じのように、梅にはクエン酸がたっぷり含まれており、生物の有酸素代謝回路であるクエン酸回路(クレブス回路)の構成物質です。
中医学的には、「緑萼梅」で花の部分が使われており、胃痛、食欲不振、疏肝和胃、気機を通暢させる働きがあるといわれています。
日本では、民間で青梅から作った梅エキスが、胃腸の調子を整えるのに用いられていますし、ご飯の腐敗を防ぐのに梅干しを入れますね。
このジャムを作った翌日、めずらしく胃痛を起こしました。
平胃散を飲んだのに、効いて来る気配がしません。
これは、解毒する必要があるかと思い、常備している梅肉エキスを大さじ1杯ほどと、この梅ドリンクをさらに飲みました。
ほどなくして、効いてきましたよ〜。