白頭翁(翁草)
日本絶滅危機種という日本翁草を、サカタノタネで売っていました。
イカリ草(淫羊藿)もあったけれど、このキンポウゲ科の翁草がたくさん咲いたらきれいだろうなと期待しつつプランターに植えました。
写真は、ピンシャンしていたときのものですが、何だかだんだん色あせてきちゃいました。
絶滅危機種というだけあって、栽培がむずかしいのかも。
白頭翁として中薬になっているのはヒロハオキナグサですが、花は同じような赤系統のようです。
スイスにはまた白や黄色の翁草があるそうですが、平地では栽培しにくいのかしら。
花が終わると白い長い毛が現れ、それが白髪のようだというので白頭翁の名がついたそうですが、それ以前に茎や葉、それに花弁の裏はびっしりと白い短い毛に覆われています。
細い葉がか弱い乙女のようで、いつまで生きていられるのか怪しい雰囲気。
白頭翁は、熱のある下痢(湿熱、熱毒)に効くといわれています。