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御膳房(雲南料理)

御膳房1<br />
御膳房2<br />
御膳房3<br />
御膳房4<br />
御膳房5<br />
御膳房6<br />
御膳房7<br />
御膳房8<br />
御膳房9<br />
御膳房10<br />
御膳房11<br />
六本木にある雲南料理の『御膳房』に行ってまいりました。
いただいたメニューは、麗江コース6,300円。
冷菜、田七人参入り烏骨鶏のスープ、海老と虎掌茸炒め、肉まん、雲南豆腐、鱈の蒸し物鶏そう茸乗せ、餃子、過橋米線、杏仁豆腐とフルーツ。

入ると、セッティングしてあったお皿の絵がおもしろかったのでパチリ。
でも、イントロの冷菜がハッとするものがなく、塩卵といわれたものも塩気があまりなく、なんだかなあという雰囲気。
ときどき、オードブルはすばらしく、後の料理に期待感が持てるレストランに出くわしますが、メインが良くなかったりします。
ここは、最初からつまずき、です。

烏骨鶏のスープには鬚根のような三七が入っていて、その苦みがポイントでしたが、烏骨鶏はほんの申し訳程度しかありませんでした。
お味もあっさり系。

海老と虎掌茸の炒めたものは、海老がプリプリしていておいしかったけれど、茸そのものは佃煮を配置しただけのようで、甘辛味で歯ごたえはあるものの茸本来の味はよくわかりませんでした。
佃煮を入れちゃうんじゃ、塩味の炒めものにはミスマッチな感。

肉まんは生地がふわふわしていて食べやすかったのですが、普通のお味。

雲南豆腐は、肉なし、花椒なしの甘い豆腐といったところ。
一応、辛味はあるのですが甘味の方が勝っていました。

鱈の蒸し物は写真を撮り忘れたようです。
ケイソウキンという名前の茸が上に乗っていたのですが、どのような字だったのかを失念しました。

餃子にはお店手作りの辣油がかかっていて、見るからに辛そうでしたが、色ほどではなく食べやすかったです。
が、それだけで特徴はありませんでした。
手作りの辣油といわれても自分でもたまに作っているし、わざわざそれをうたい文句にすることもなかろうと。

締めは、雲南名物の過橋米線です。
熱々の上湯(シャンタン)を丼にいれて持ってきて、その中に具を入れると、ちょうど半煮えになり食べごろになるのです。
お米でできた麺が入っています。
スープに浮いた鶏の油のおかげで冷めにくいと思っていたのに、ここのは油が張った状態でなくちょっとがっかり。
後でそれを指摘すると、「言ってくだされば、ご希望に添えましたのに」と言われてしまいました。
日本人好みに油を取り除いて、提供しているようです。

こちらの料理は全体的にあっさりしており、量も少ない。
友人はレディースコースにして過橋米線を追加しようと提案したのですが、量が少なそうだからと却下。
それなのに、コースが終わっても何だか物足りない。
たらふく食べるなんて医食同源からしたら言語道断ですが、御馳走というのは満足できなければ御馳走とはいわないというのが私の意見です。

この後、友人はカフェでビーフカレーを、私は3段重ねのアフタヌーンティーをいただいたんですよ。

同じところが経営しているとかで、『全聚徳』がホームページに掲載されているわけがそれでわかったのですが、北京ダックにすれば良かったかなあ、というのが正直なところ。
ダックだったら、量的にも満足いかないはずがないですわ。

事前に予約していったのに、入口近いせいか寒い席で楽しみも半減し、客がいるのにスタッフらしき女性が隣のブースで長々と電話をしていたり、いくらサービスのプーアール茶だといっても、なんだこりゃのお茶を出されたりと、また行く気の全然起きないお店でした。

大地宅配の食材を使っているというので、かなり期待していったんですが。

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