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小児推拿って動物がいっぱい

鍼の手技にも、亀や竜といった動物の動きから連想される手技がありますが、小児推拿にも猿や竜、鳳凰といった名前のついた手技があります。
それらの複合手技の名前をズラッーと並べると
猿猴摘果、黄蜂入洞、打馬過天河、蒼龍ヒ尾、烏龍ヒ尾、二龍擬珠、鳳凰天翅、双凰天翅。

猿猴摘果は、耳を引っ張る動作が猿が果物を取るような格好になります。
黄蜂入洞は、鼻の穴の中に指を入れて揉むもの。
打馬過天河は、水をつけた指を子供の手首から肘のところまで馬が駆けていくように動かし、息を吹きかける手技。

子供の経絡はまだ大人と違って整ってはいないので、経穴の名前も特殊なものが多く、手技もとっても軽い。
さあ、馬が駆けてくよーとか言いながら手技したら、結構楽しいのではないかと思いますが、小さな子供がいる仲間に言わせると、嫌がっちゃってちっとも練習台になってはくれないのだとか。

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