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骨盤骨折4

骨盤と両足を骨折して2か月たったとき、X線を撮りましたが、まだ立つことができるほど骨は回復していませんでした。
骨折して7週間目、膝下にできていた血栓が認められなければリハビリを受けられるということで、エコー検査を両足受けました。
これが念入りで時間がかかり、まだ続くのーといった感でしたが、この検査結果では血栓が認められないということで翌日からリハビリが始まりました。
チルトテーブル(水平のベッドから徐々に垂直に立てていく)を4日、
歩行器で立つ練習1日、
平行棒5日(この間は均等加重、体重の半分しか片足に掛けられないので腕でその分支えなければならない)
翌日ポータブル便器使用になり、半分だけ人のお世話にならずに用を足せるようになり、とっても嬉しかったのを覚えています。
9/9、清拭(熱いタオルで蒸しながら拭いてくれます)の代わりに、シャワー用の車椅子になりました。
9/11、部屋の中の伝い歩きオーケーになり、シャワーまで自分で行けるようになり、車椅子ではなく普通のシャワー椅子になりました。歩行器もリハビリ室から借りれました。
9/13、自分の部屋に置いておけるシャワー椅子ゲット。
9/18、リハビリでT字杖で歩く練習になり、松葉杖を飛び越して1本杖を使えたことにステップアップした喜びを感じました。
9/19、リハビリ室からT字杖を借りれたので、ナースと一緒ならナースステーションの回りを歩けることになりました。
9/20、親が買った未使用のT字杖をマイ杖にできたので、リハビリ室から借りた杖は返却しました。
9/23、ナースと一緒だとナースの都合もありなかなか歩く練習がはかどらないので、前日に先生に許可をもらい、杖で歩くのに病棟内フリーにしてもらいました。
9/24、リハビリで作られた階段の練習。
9/25、緊急用の実際の階段で歩く練習。
9/26、寝た状態から起き上がる練習。
9/29・30、膝に負担が一番かかるので、リハビリ室では膝をマッサージしてくれて、その後階段の練習。

そして、一応杖で階段の昇り降りができるようになったので、その後のリハビリは日常生活をこなす方がリハビリに有効ということで、10/1に退院できました。
先生は、仮釈放と言っています。
歩くということは骨盤にとても負荷のかかることで、歩きすぎると傷めていないはずの腰にも負担がきます。
持久力をつけ、障害物をうまく避けられなければ、電車に乗って移動するということもできません。

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