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バリアフリーって?

骨折して杖をついて歩いていると、通常の人間の歩くスピードがとても早く感じられます。
やはり、大腿骨を骨折した友だちが同じようなことを言っていました。
最近でこそ、とても遅い老年者は抜けるようになりましたが、私も後ろからどんどん抜かれます。
しかし、最寄りの駅の近くの横断歩道は、普通の人が歩く速度でも、ピポピポと点滅して赤になってしまいます。
まあこの場合の信号は、スクランブルにするときに青の時間を長くするのを忘れたためかと思いますが。
それにしても、不親切極まりない。
それを承知しているバスやタクシーは、歩行者が渡り終えるのを待ってくれます。

骨は腎が司るもの、体を温める大元締めも腎陽(エネルギー)です。
元々非常に腎陽が不足している私は、骨を修復中なので、体が冷えるとすぐトイレに行きたくなります。
そこで、駅に着くとトイレに直行。

改札階に身障者用トイレはありますが、意外とふさがっている。
朝、6時台にそれが必要な人がそういるとも思えませんが、結構使えないことが多い。
それで、階段を降りて行かざるを得ません。
そこは洋式トイレが3つと和式が1つあります。

最寄り駅はまだ良い方で、メトロに乗ったり他の駅に行くと和式しかないトイレが多い。
スポーツのやりすぎで膝を壊した友だちは、和式は絶対使えないといいます。
ときどき、洋式が空くのを待っている人っていますよね。

エスカレーターがない駅は多いし、トイレでしゃがむのもた〜いへん。
しゃがんだら、立ち上がらなければならないけれど、それがもっと大変!
問題なくそれができていたときは感じませんでしたが、高齢者は難儀なことです。

バリアフリーと叫ばれて久しいけれど、高齢者が増えていく世の中、公共の場が全然それに対応してません。
ゆっくりゆっくりやってます。

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