『まんが黄帝内経』はやっぱりむずかしい
『まんが黄帝内経』を人に薦めておいて、自分は最近見てないなと思い開いてみました。
以前、読んだときは読みとばしていた部分も、ふむふむなるほど〜、とわかります。
あらー、わかるじゃない〜。
ん、これは一体なにを言ってるのかわからん。
あいかわらず、難解。。。
右手と左足が弱るって(逆だったかも)、いったいどういう論理?
これは『素問・陰陽応象大論』 の中の
天不足西北、故西北方陰也。而人右耳目不如左明也。地不満東南、故東南方陽也。而人左手足不如右強也。
天の気は西北で不足している。
西北は陰に属し、右(陰)の耳目は、また左(陽)の耳目の明瞭さに劣る。
地の気は東南方で不足している。
東南は陽に属し、左(陽)の手足は、また右(陰)の手足の強さに劣る。
のことを言っているらしい。
中国の西北は山々が高く天の気が不足している(陽が足りない)ので陰に属し、中国の東南は海に近く地の気が不足している(陰が足りない)ので陽に属しています。
左右は陰陽の道路と素問(同じく陰陽応象大論)にありますから、左は陽で右は陰、つまり左は東で右は西です(太陽は東から上り西に沈むからです)。
陰に属している方は陰(右)が弱く、陽に属している方は(左)が弱いということなのかしら。
日本の左大臣も右大臣より高位です。
東から昇る人の方が西に沈む人より、偉いっていうことなのかしら。