« 画像検索について | メイン | ホホバオイルの良し悪し »

ヒューゲン(剤盛堂薬品)

私は生まれつきのアレルギー体質でしたが、大人になってから喘息にかかりました。
小児喘息は治りやすいと言われていますが、大人になって罹患すると、「軽快」にはなっても「治癒」とまではなりません。

風邪をひいたりすると大変。
風邪の症状は良くなっても、喘息の部分が残ってしまい、こもったような咳が続きます。

そんなときの私のお助けは「ヒューゲン」。
これは漢方製剤で、中国の方剤の何かの加減というわけではなさそう。

以前、咳が出ているのに、博多に旅行しなければならなくなったとき、とある商店街の薬局で、ダメモトで
「ヒューゲンありますか」
と、聞いたところ、なんと、粉末で調整したヒューゲンを手に入れることができました。
旅行中、だんだん、具合は良くなり、友人の方が風邪で調子が悪くなったくらい。
ほんと、咳にはよく効きます。

シャゼンシエキス
内容 量(mg)
カンゾウ末 900
チンピエキス 450
ソヨウエキス 100
ショウキョウ末 100
ゴミシエキス 50
ハンゲエキス 50
サイシンエキス 45
キョウニンエキス 40
25
カロニンエキス 25
ノスカピン 45
マレイン酸クロルフェニラミン 9

これが、ヒューゲン1日分の内容です。
容量の多い順にすると、やたらと甘草が入ってますね、それに陳皮も。
ノスカピンやマレイン酸クロルフェニラミンは、気管支拡張や鎮咳の意味で配合されてるようですね。

剤盛堂薬品は、通称ホノミ漢方と書かれていますが、こちらの薬は漢方薬といっても独自の名前で、ホノピレチン、エスマーゲン、ジョッキ、パナパールとか、変わった名前が多いのです。
でも、効くものも多いので、私は結構好きです。

コメント

こんにちは!田中です。

そうなんですね。ヒューゲンですか。
シャゼンシ(車前子)というのにはオオバコの種子が入っているようなのですが、別のサイトでオオバコを煮て毎日少しずつ食べると花粉症に効果あり、ということでした。
わが三男は喘息プラスαなにかのアレルギーがどうもあるような感じ(アトピー性皮膚炎ぽいのです)で(今日、アレルギーに詳しい医者にいって採血してもらったのです。結果は来週です。喘息の有無も聞かれたので、そちら方面からの原因も考えたほうがいいかも、ということを医者に言われました)、YakuzenWeblogさんのヒューゲンを見て、あ!これもしかして効くかも??と思った次第です。ヒューゲンは、幼児にも服用させたりしても大丈夫なものでしょうか。(でも家の近くで手に入るかわかりませんが)それともオオバコを手にいれたほうがよいかな?オオバコって簡単に手に入るのでしょうか?


車前草は清熱解毒、車前子は清肺化痰と書かれているように、方剤にオオバコの種子が使われているのは知っていますが、葉や茎は、喘息にはあまり効果がないように思えます。
大人になってから喘息に罹患したとき、漢方薬局で、オオバコ、決明子(ハブ草の種)、あともう一つ何だったか忘れました、を煎じて飲むと良いと言われ試してみましたが、あまり効いた気がしませんでした。
杜仲茶が出回っていますが、中薬としては樹皮の部分なので、葉の方にそれほど効果があるのかどうかは疑問ですが、全然効かないということもないとは思います。
要するに、薬といえるものは、どれだけ早く効くかというのが基準になっており、では中薬を使っていない食物だけの薬膳料理が有効でないかと問われると、長く続けることができるから体質改善には有効だといえます。

追伸:
ヒューゲンはネット販売でも買えるようです。小児用のヒューゲンもあるみたい。
でも、普通のヒューゲンも年齢別に摂取量が明記されてますよ。
都会で生のオオバコを手に入れるのは大変なので、漢方薬局で買うことになるでしょう。

toukikouさん、こんにちは。
お忙しいところ、お返事どうもありがとうございました。

詳しいご説明大変参考になりました。ありがとうございます。ヒューゲンはネットで検索するとたくさん販売しているところがありました。

三男の採血の結果はまだですが、もう少し様子をみてみたいと思っています。アトピーは年齢によっても変化するようですので、あまり神経質にならないように見守っていきたいと思いました。

またいろいろと教えてください。

コメントを投稿