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青黛の石けん(原料は藍です)

竹炭せっけん写真は、真ん中の黒っぽいのが竹炭石鹸、右側の青っぽいのが青黛の石鹸です。

栗きんとんのようなのは、オレンジフラワー石鹸。

湯煎でオイルを鍋に入れオレンジフラワーをインフューズドさせようとしていたときに、湯の入った大きな鍋にバランスを崩した鍋が、ドッポン。

何とそれを2回もやってしまったので、油に入ったと思われる余剰水分を差し引いて苛性ソーダ水にしたつもりでしたが、やわやわで水分が抜けきらずに固まっていません。
ずっと乾燥させてもだめなようなら、溶かして洗濯や掃除に使うつもりです。
もったいない話ですが。

一昨年に罹った脂漏性の湿疹になるかもしれないという痒みが頭に出たので、青黛の石鹸を作ろうと思い立ったわけですが、炭入りの石鹸も汚れを吸着するには良いかもしれないと、お試しに作っています。
中薬を炮製するときに炭化させたものは、一般的に止血の効果が出ますが、竹炭パウダーは型入れ時に大さじ1杯入れただけなので、どのような効果があるかは使用してみないとわかりません。

肝心の青黛も、同じく大さじ1杯を型入れ時に使用。
青黛は水に溶けにくいのですが、トレース時の石鹸にはきれいに混ざりました。

オリーブ油28%、マカデミアナッツ油15%
米油10%、ひまし油9%
パーム油20%、ココナッツ油18%
青黛
鹸化率90%
(オイルは前田京子さんの配合です)

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[使用感]
頭の蒸れや痒みに対して乾燥させるための石けんとして青黛の石けんを作ったのですが、乾燥しすぎるものを作ってしまった感があります。
私が石けんに望むことは、髪・顔・体全部にオーケーなものですが、頭皮に良いものは必ずしも髪の毛には良くない。
つまり、じゅくじゅくした頭皮には乾燥させる必要があるけれど、髪の毛はしっとりしてほしいと、相反する需要があるわけです。

ただ、青黛の石けんには別の効果もあるようです。
ヘナには木藍(インディゴ)入りのものがありますが、ヘナで染めた後にインディゴで染めると色が定着し濃くなるというサイトを見つけたのですが、青黛の石けんにもいくぶんその傾向があるような気がします。
ヘナ(木藍入り)で染めた後、3〜4回青黛の石けんを使うと、ヘナ特有の草っぽい匂いが緩和されるのが早く(洗髪2回目以降匂いません)、色のついた水も早い回数でなくなり、色が定着しやすいようです。


コメント

相変わらずパワフルに世界にどっぷり深く入り込んでいますね!
肌に良さそうですねこの石けん!!

何かにはまると大変!
早く燃え尽きるように、作りたいときには、抑えずに作ることにしてたら、1か月で16個作ってしまいました。
あと、30個ぐらいは作りたい石けんがあるので、それが終わったら鎮静するかと期待しています。

青黛の石けんは、使用後、いまいちだったら、投入量を増やしてみようかと思っています。

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