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塩石けん(アンデスの塩・ヒマラヤ黒岩塩)

アンデス・ボリビアの塩ヒマラヤの塩ブラックソルト石けん岩塩や塩湖で取れる塩は、中国の薬草の古典である『神農本草経』に戒塩(じゅうえん)として載っています。
塩はスクラブや殺菌効果を狙って石けんに入れるようですが、海外と日本の場合とでは、塩の分量が違うようです。

日本では、オプションとして大さじや小さじ単位で使うことが多いみたいですが、海外では総油脂量と同量以上入れるとか。

塩石けんに対する要求の違いだとは思いますが、見た目を気にすると、塩を多く入れた場合は石けんとしての体裁をかなり通り越して、塩によるエステ効果を期待しているように見えます。

鹸化が進んだ状態で塩を混ぜた方がいいような気がしたので、塩は型入れ時に溶かさずそのまま入れ(ミルサーでは挽いています)、よーくかき混ぜました。
滑らかさは出ませんが、ザラザラしているのもスクラブになって良いかと。

ボリビアの塩石けんは、
オリーブ油(42%)、マカデミア油(20%)、パーム油(10%)、ココナッツ油(18%)、サルバター(10%)、塩(10%)、鹸化率95%

ヒマラヤ黒岩塩石けんは、
オリーブ油(42%)、マカデミアナッツ油(20%)、パーム油(10%)、ココナッツ油(18%)、ひまし油(10%)、塩(20%)、鹸化率95%

ボリビア塩石けんは、切り口からボロボロした切れ端が出てきたので、オイルの配合が固過ぎるかと、ブラックソルトの方はバターではなくソフトオイルであるひまし油に代えました。
ブラックソルトは100gあったので、できれば全部入れたかったのです。

ブラックソルトは、ミルサーで挽いたときが一番硫黄臭がしましたが、あとはそれほどでもなく、型からはずすときは表面が淡いピンク色で綺麗でした(その後、乾燥中は赤みが減ってきました)。
写真はヒマラヤ塩石けんですが、ライトで反射して、肉眼では明らかにピンクだったのですが、白っぽく写っています。


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