ハイビスカス石けん
髪に良いといわれるハイビスカスを使ったシャンプーバーです。
オリーブ油35%
椿油20%
ひまし油5%
マンゴーバター5%
高融点パーム油20%
ココナッツ油15%
ハイビスカス、ローズヒップ、
オレンジピール、レモンピール、アップルビッツ
鹸化率95%
前田京子さん的には、椿油はオリーブ油のウリ二つのような使い心地とおっしゃっていますが、髪に良いハーブを使うのなら、伝統的に髪によく使われる椿油をと。
それで、ひまし油も控えめですが、使っています。
バター類も、5%がいいのか10%がいいのか実験中なので、このときは5%です。
ひまし油も入れたし、硬い方がいいかと、試しにパーム油は20%にしました。
夏の溶け崩れが嫌で、パーム油は融点が高いものを金田油店さんから購入したものがまだあります。
買った後に、パーム油は40度から42度ぐらいの融点のものが良い(お風呂の温度で溶けるということですね)という本の記述を読んだのと、だんだん気温が下がって秋になっていくと、高融点パームではなかなか液体になりませんので、通常のパーム油に戻そうとしています。
インドでは、ハイビスカスはジャスワンドと呼ばれ、育毛に効果がありそうです。
リンスにハイビスカスを漬けたビネガーを使っている方もいらっしゃいますね。
エジプトでも、カルカデと呼ばれ、甘味をプラスしてピッチャーに入れたジュースをホテルで出してくれます。
濃度と甘味のバランスによって、おいしいものとイマイチなものとあり、今日のカルカデはおいしい、今日のはおいしくない、と飲み比べをしていましたっけ。
エジプト人は、『カルカデは血を綺麗にする』、といって飲んでいるそうです。
このハイビスカスを粉にして型入れ時に混ぜ混みました。
ローズヒップやらその他のものは、煎じ液にして苛性ソーダに混ぜています。
実は、これはミックスハーブティーだったのです。
成分をみると、そのまま石けんに使っても良さそうにみえたので、そのまま煎じました。
最終的な石けんに、綺麗な赤い色は出ないかと思ったので、オイルにインフューズするのはやめました。
[使用感]ひまし油を入れると髪のすべりが良くなるのですが、ハイビスカスは髪には確かに良い感じに思えます。
洗髪の当日は実にうまく髪がまとまり、ツルツルしてこれはとっても良いかも、と思うのですが、翌日は外はねしてあまりよくはありません。
パーム20%だと泡持ちは良くても肌や髪にはあまり良い影響を与えないのかもしれません。