アルガン石けん
アルガン油36%
オリーブ油28%
ホホバ油8%
高融点パーム油9%
ココナッツ油14%
シアバター5%
鹸化率95%
この配合を見た方は、どこかで見た配合だと思うかもしれません。
最高に贅沢な石けんの変形で、オリーブとスイートアーモンドを逆のパーセンテージにしたアルガンバージョンだからです。
アルガン石けんはナイアードのものが有名ですが、ちなみにナイアードは、
アルガン(20%)、EXVオリーブ(30%)、ココナッツ(30%)、パーム(20%)
と発表されています。
最初は、せっかくアルガンオイルを使うのなら72%入れてみようかと思っていたのです。
でも、アルガンオイルの組成は、
オレイン酸47.2%、リノール酸34.3%、パルミチン酸13%、ステアリン酸5.4%、リノレイン酸0.1%、ヴィタミンE
とのことで、さっぱり系にできあがるかなと、配合を変えました。
着色せず着香もしないので白い石けんが多く、常時10個ぐらいを浴室に置いていますが、石けんになってもアルガン独特の匂いは残っているので、嗅ぐとすぐアルガン石けんだとわかります。
この匂い....ときに、ごま油の匂いのようにも感じられますが、香ばしい胡麻の香りというより形を変えた匂いというような変わった匂いで、好みではありません。
[使用感]
洗髪すると指にちょっとひっかかりますが、髪に触るとサラサラなので、アルガンオイルが皮脂をコントロールするとおっしゃっている方がいますが、それは本当のことなのかもしれません。
最近、私は米油と植物バター類を配合したマルセイユにハーブや中薬を入れるのが好みですが、このアルガン石けんはオイルの配合の妙味を感じます。
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