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甘草紅花石けん

甘草紅花石けん1甘草紅花石けん2ピュアオリーブ油を使っていると白い石けんはできても、黄色い石けんはなかなかできません。
『SOAPMAKER'S COMPANION』 (キャビッチ)の色付けの章には、LICORICE ROOT が earthy yellow shade になると記述されています。

黄色い色を出したかったのと、黄色に紅花が入るとどこまで赤い色を保てるのかを知りたかったので、甘草を煎じ液とオリーブ油に浸出させ、紅花は型入れ時に混ぜました。

甘草は保湿、紅花は血液循環をよくするかも、という期待もあります。

オリーブ油55%、ひまし油10%
高融点パーム油20%、ココナッツ油15%
鹸化率95%

ひまし油を10%入れたのにもかかわらず、型から抜くのに苦労しました。
硬かったー。
ひまし油10%だけで、他にリノール酸リノレイン酸の多い油を使っていないので、硬さを出すためにパーム20%は入れる必要はなかったかもしれません。(それも高融点パームですから)

紅花は、半分ぐらいは黄色に、残りは赤茶けた状態を保っています。
型入れ時は、半分程度鹸化が進んでいるというのを、そのまま物語っているようですね。

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