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バスボム作り(石けんの副産物です)

バスボム1バスボム2バスボム3あれもこれも作りたいと、構想だけは多い石けん作りです。
いろいろ使えそうなハーブ、クレイ、粉類を買い込むと、袋にはち切れそうなほど。

あーあ、いったいどうするの? 
こんなに石けん作ったら、消費しきれないでしょうに。

見るたびに、自問自答の回数が増えていきます。

そうだ、バスボムを作ってみよう!
作っている最中に爆発しそうで、面倒そうな気がしていましたが、石けん作りに比べればそう大変でもなさそうです。
バスボムの副材料って、石けんに使うものがとっても多いですね。
これで、少しは消費できるかも。

最初の写真は、左から

1. 重曹100g、クエン酸80g、死海の塩20g、ローズペタル(家で咲いたものを乾燥)
グリセリン・エタノール(99%)を各3gずつ混ぜたものを、少しずつ粉類に垂らしました。
出来上がりはよかったのですが、日にちがたつとだんだん軽くなり(おそらくラップの中で少し発砲したと思われます)、グリセリン・エタノールの組み合わせはあまり良くないかな。

2. 重曹70g、クエン酸35g、コーンスターチ10g
紫根をオリーブ油に浸けたものが残っていたので、それを粉類に少しずつ混ぜて。
紫根をオリーブに浸出したといっても、前田式温浸法で漬けたので、この方法だと微妙に油の中に水分が入るようです。
ですから、ポタッと粉の中に落とすと、そのたびにジュワッと発砲します。
水の類と同じく注意深さが必要です。

3. 重曹100g、クエン酸50g、ミルクパウダー大1、カレンデュラ大1
精油を調合したオイル (旅に持って行ったらオイルがしみ出て貼り付けたシールが取れてしまい、何をミックスしたのか不明) を少しずつ垂らして。
調合オイルなので、湯船のお湯に微妙に油が浮きます。
けれど、日にちが立ってもバスボムの重さはずしっとしたままだし、出来立てより油浮きは気にならなくなります。
香りは調合オイルのパーセンテージ如何でしょうが、1%で作ってあったものはほんのちょっぴり香る程度。
日にちが立つと、ほとんど香りません。

4. 重曹100g、クエン酸50g、ガスール30g、死海の塩50g
3と同じく不明の調合オイルの別の瓶を。

5. 重曹100g、クエン酸50g、死海の塩50g、ラベンダー小1
エタノールで抽出して水を加えたハンガリーウォーターで、アルコールを飛ばしたものを、少しずつ加えました。

実は、これは失敗でした。
水を加える場合は、霧吹きを使うか、1滴ずつ落ちるようにするべきなのに、瓶から加えたため、写真をとった時点では問題なかったのですが、時間が経つにつれ、ラップの中で発泡が始まり、ラップはどんどん膨張していき....

仕方なく、できた三つともお風呂で夫が使いました。
使用したときには、まだシュワシュワお湯の中で発泡はしましたが、長時間たてば、きっとパンクしていたでしょう。

2枚目の写真は、お水を加えていく方法で失敗したので、それのリベンジです。
入れた水分は、同じくハンガリーウォーターの残り。
今度は、スプレー容器に入れ(最初からこうしなかったのは、後で洗うのが面倒だったため)、一つずつ作る方法です。

一つ作るのに2〜3プッシュほど。
形になっていなくとも、ラップに包んでしまい時間がたてば硬くなります。

重曹大さじ2、クエン酸大さじ1に対し(アバウトなので大きさが異なります)

1. 塩昆布とローズペタル(そのうち塩昆布石けんを作ろうかと思ってます。昆布も薬なんですよ。)
2. レッドクレイとジャスミン
3. ミルクパウダーとジャスミン
4. ピンククレイのみ
5. 抹茶と紅花

五つもできてしまったのは、ハンガリーウォーターを使い切りたかったため。

パスボムに必要な水の量は、ほんの少しでいいんですね。
エタノールやグリセリンだと失敗が少ないですが、紫根をインフューズドしたオリープ油も粉に垂らしたときシュワッ、シュワッと微妙に発泡していました。
水分が入っていたのかしら?

重曹、クエン酸、塩だけで、液体を加えない方法もあるようですが、塩の中のナトリウムが空中の水分を呼ぶのでしょうか。
死海の塩で試したのですが、サラサラのままで固まる気配がありませんでした。
マグネシウムが多いせいかな?

3枚めの写真は塩とバラの花びらが入ったものを浴槽で試したものです。
クルクル回転するので写真がブレましたが、プクプク泡がたって、花びらがハラハラ散りました。
他のバスボムは、ドボンと底まで沈んでからボコボコ泡がたつのですが、花びらの分量が多いのか、最初から浮きました。

フフ、花びらすくいに、専用の網を調達しようかと思ってます。

今は休会中ですが、私の行っているスポーツクラブの露天の温泉では、春、バラがたくさん咲くとバラを一輪ずつまるごと、いくつも浮かべてバラ風呂にしてくれる日曜日が何週間かあります。
お掃除のときは、網ですくうんですよね。

追記:
バスボムはお湯の中に入れたときに炭酸ガスが発生するわけですから、バスボムを作るときも、粉に加えるものは、水になればなるほど作っている最中でも少しずつ発砲します。
グリセリンはその分子構造上、水と油の中間のようなものですし、アルコールはどれだけ水分が入っているかによってむずかしさが変わると思います。
塩は、空中の水分を呼びます(しける)。
いくつも作って何日もかかって消費するのなら、油系で固めるのがお勧めです。
油がベストなのではないでしょうか。

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