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グリーンナッツ石けん

グリーンナッツ油グリーンナッツ石けんせっかく作った石鹸が酸化してしまったら、悲しいので、リノール酸やリノレイン酸が多いオイルはあまり使いません。
それでも、使いたいときはローズマリーオイルエキストラクトを添加して、少しでも酸化を遅らせるようにはしています。

えごま油、紫蘇油など、身近なスーパーで売っているので買いたい衝動が起きるのですが、なかなか手が出ません。

でも、その中でもグリーンナッツ油は別です。
ヴィタミンEを多く含んでいるので、酸化を心配する必要もなさそう。

どんな石けんができるのかも気になります。
それで、10%引きの油を購入して、いざ、作ろうとしたとき、鹸化価を知らないことに気がつきました。

マイナーな油を使うと、こういうことが起きるんですね。

いざ、ネットを調べることしきり。。。

犬用の石けんや手作りの食事にグリーンナッツ油を使っている方が多いです。
スーパーファットしてたりしますが、なかなか鹸化価が出てきません。

探しあてた鹸化価は、日曜石鹸さんのページを参考にさせていただきました。
記述していてくださって、ありがとうございます。

グリーンナッツ油は、とっても青臭い匂いがしますが、色は黄色。
絹さやの匂いと称している方がいらっしゃいましたが、まさしくそんな草っぽい匂いです。
オイル自体は、油なのにサラーッとして油っぽくなく、顔につけても何だか物足りないような感じ。
トウダイグサ科の Plukenetia volubilis が学名です。

トウダイグサ科って、最近、聞いたことがあるなあと、思っていたら、
そうそう、蓖麻子(ひまし)がトウダイグサ科でした。
ここのところ、ひまし油はよーく使ってます。
同じ科でも、匂いも性質も全然違いますね。

グリーンナッツ油は石けんになっても、同じ草のような匂いは残っていますが、私は別に嫌いな匂いではありません。
なぜか、斑になっています。
こんなにまだらな石けんは、最近ではありませんでした。

グリーンナッツ油36%、EXVオリーブ油30%
高融点パーム油10%、シアバター10%
ココナッツ油14%
鹸化率95%

[使用感]
リノール酸やリノレイン酸が多い油の場合、石けんを使うとサラッとした軽い感触ですが、グリーンナッツもしかり。
スイートアーモンド油を使用した石けんと同じように、洗った後の髪がフワーッとします。
でも、洗髪直後はサラッ、ふわっとするのですが、翌日はコシやハリがない分、髪は重力で下に垂れ下がるようです。
ツルッ、しとーっとした石けんを作るのは比較的簡単な気がしますが、サラッ、ふわっにプラスしてコシやハリもある石けんというのはむずかしいです。

オレイン酸の多いオリーブ油を多く配合するとコシやハリは出ますが、何だか髪が硬くなり手で触ったときに柔らかな感触を得にくいのです。
オイルの配合如何ということなのでしょうが、自分の理想とする配合になかなかたどりつけません。

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