十薬甘草石けん
ベトナム料理で葉っぱ巻きに供されるどくだみは匂いがきつくありませんが、日本のドクダミの匂いは、どちらかというと変な臭い。
かなり強烈な匂いで、毒を溜めているかのようで、どくだみという名がついたとか。
十種類の効き目がある(たくさんの効果があるというたとえでしょうか)ので、漢方薬では十薬といいます。
中薬的には魚腥草といいますが、中国人も生臭い(良い匂いではない)と感じていたのでしょうね。
どくだみは清熱解毒薬ですから、おできなどの皮膚トラブルに効きそうです。
さらに、その効果を高めるために甘草、クレイ、アロエも加えて。
アボカド油20%、EXVオリーブ油35%
カカオバター5%、マンゴーバター5%
パーム油15%、ココナッツ油20%
十薬、甘草、カオリン、アロエ末
鹸化率95%
[使用感]
カオリンとアロエも入っているのに、十薬甘草石けんというネーミングにしたので、試すという意欲がなかったのです。
中医学のお仲間が気になる石けんの一つに挙げていたので、使ってみなくてはと思いました。
カオリンとアロエ入りなら、使い心地良さそうですものね。
例によって、スポーツクラブのシャワーブースで使っていて、泡がムチャクチャ立つのでびっくり。
こんなに泡立つのならそのまま体に落して洗えば、素早くシャワータイムが終わったでしょう。
ひまし油を入れなくても、ココナッツ油20%でブクブクになるのです。
洗い上がりの髪は、しっとりとして毛先が綺麗に内側に丸まりました。
アボカド油効果は、いつもはあまり感じたことはありませんでしたが、この配合は良いかもと思える石けんです。