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ゴートミルクマルセイユ石けん(生乳)

山羊ミルクゴートミルクマルセイユ石けんミルク石けんをいろいろ試しているので、ゴートミルクもパウダーではなくオリジナルの液体の物を使って石けんを作りたくなりました。
大地を守る会で扱っているものは、るり渓やぎ農園さんのヨーグルトでしたので、そのやぎ農園さんのHPを見てみました。

そうしたら、

やぎの生乳(加熱殺菌未処理)を販売しています。ミルク石けんを作る方など興味がおありの方はメールでお問合せください。

と、ありました。

そこで、割高だとは思いましたが1本だけ注文してみました。
これでも、300gバッチだと7個石けんを作れます。

実際は6個分とりわけ、残りはどんな味がするのかと飲んでしまいました。
後で気がつきましたが、殺菌処理してなかったんですよね。
私は乳糖を分解できない質らしく、牛乳を飲むとあまり調子がよくなくお腹が張ったりするのですが、やぎミルクは匂いもなく、すっきりさっぱりした喉ごしで、全然調子は悪くなりませんでした。
甘味は牛乳の方が強いかな?
だからこそ、とても飲みやすかったです。

生乳を水分として全量置き換えたかったので、1回分ずつジップロックに入れて冷凍しました。
苛性ソーダと合わせると温度が上がりすぎると、ミルクの中のタンパク質がモロモロになってしまいますが、ジップロックだと解凍しやすいし、みぞれの状態で苛性ソーダと合わせるとミルク石けんが上手く作れます。
ときどき、みぞれ状にならずに凍っていると温度が下がり過ぎて温めるはめになりますが。

EXVオリーブ油(ボルゲス)72%、パーム油10%
ココナッツ油18%
やぎ生乳
鹸化率95%

粉を使った訳ではなく液体なのに、できあがった石けんはダマのような斑点があります。
なぜなんでしょう?

[使用感]
成分を加えていない普通のマルセイユより、クリーミーな泡が立ちますし、パウダーより生乳の方が、断然使い心地が良いと思います。
今まで、ゴートミルクパウダーを使った石けんは二つぐらいしかありませんが、良かったという印象はないのです。

牛乳だって、粉ミルクを飲むより普通の牛乳を飲む方が美味しいですし。。。
マルセイユに山羊のミルクを合わせただけなのに、高級なオイルを使用したかのようなツルツルした感触。
ホエイマルセイユはヌルッとしていましたが、こちらはツルッ。

翌日の髪もサラッ、フワッ、ツルッと良い感じです。
すっかり、生乳やぎミルク、気に入ってしまいました。
牛乳のミルクマルセイユは焼き菓子のような匂いでしたが、こちらはほんのちょっぴり乳酸菌ぽい匂い。
牛乳の石けんはぎりぎり三拍子(頭、顔、体にオーケー)でしたが、山羊の石けんは文句なしに三拍子です。

ミルク系の保湿には気軽に杏仁粉を使用していましたが、ゴートミルクパウダーをもっと使ってみることにします。

<参考記事>ミルクマルセイユ、豆乳マルセイユ、ホエイマルセイユとココナッツミルク石けん

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