ヨーガの本(英語と翻訳と)
20年前にインドに行ったとき、デリーの空港で買ったヨーガの本が『The book of Yoga』、その翻訳本をamazonで手に入れました。
何げにamazonで本を見ていたら、何だか見覚えのある写真の本が。
ヨーガ本質と実践、と記載されていましたが、これはきっとあの本に違いないと思い注文しました。
日本語の情報だと、英語に比べて10倍以上は脳にインプットされる量が違う私。
翻訳本を読んでも理解しがたいヨーガの本質ではありますが、理解が深まったのは確かです。
体を右足に曲げる動作をしたら次は左足、という順序は、右側の上行結腸をまず刺激してから左側の下行結腸を刺激するという生理学的理由からだと、初めて理解しました。
食べ物は、上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸→直腸と動いて行くんですよね。
食欲がないときは、まず排泄することを重視し、お腹を刺激するアーサナを、
たとえば体を足の方に折り曲げる(前屈)とか、逆にそる(コブラ)とか。。。
肩立ちのアーサナは喉が詰まったような体位ですが、これは甲状腺や副甲状腺を刺激するとか。。。
一部分を引用すると。
皮膚の一部分を圧迫すると、まず血液が押し退けられて白くなり、それから血液が勢いよく戻って赤くなります。ヨーガのアーサナもこれと同じ原理で組織に働きかけます。
要するに、体の不調の部分を深い呼吸とともに、曲げたり伸ばしたりしながら調整するということみたい。
こういってしまうと、体の部分のみがクローズアップされてしまいますが、ヨーガの本質は、
『体と心と魂』
を調整してくれるもののようです。
心と魂....この違いが、いま一つよくわかりませんが。