ホームベーカリーのパン
怪我をして以来、パンは1回しか作っていません。
やる『気』にならない、この『気』というエネルギーがとても重要です。
その『気』になっているときは、少ない時間でもホイホイ作ってしまう。
でも、全然やる気がおきないときはどうにもしようがありません。
そこで、ニーダー(生地をこねてくれる機械)代わりになり、発酵器代わりになるかと、ホームベーカリーを買ってみました。
象印のものが、静音でコンパクトということだったので、それにしました。
材料を入れたら、「コネ」が始まるかと思いきや、「ネカシ」という表示で全く動きません。
どうやら、入れた材料を温めているようなのですが、この「ネカシ」は必要なんでしょうか?
とても、疑問???に思います。
温める必要があるのなら、水を適温にしてセットすればよいのでは?
暑い季節には、ミルクや卵を20分〜30分温めたら、発酵を通り越して腐ってしまうかもしれません。
先に粉と合わせてこねれば、酵母の力で発酵(人間にとって有用)はしても、腐る(人間にとって無用)ほどのことはないような気もするからです。
パン教室では、材料を合わせたら、粉が均等に水を吸うよう、即コネていたのですからね。
そのままにしていたら、水に触れている粉と、水から遠い粉とでは水分の吸収量が異なるから、おいしいパンができるとは思えません。
それで、しかたないので、クッキーパスタコースをオンにしてから、天然酵母のパンコースをセットすることにしています。
これなら、2回こねたのと同じことになるかな、と。
それでも、発酵オーバーを防ぐために、この季節には冷蔵庫に入れておいた冷たい六甲の水を使っています。
酵母が発酵力を増すには、最初からぬるま湯にしておいた方がよいのですが。