ウィンドチャイムと風鈴
うちにはウィンドチャイムがあります。
居間のドアにつけていたのですが、扉を開け閉めするたびにその音が鼻につくようになり、現在は玄関のドアにつけています。
玄関のドアにつけたウィンドチャイム(グレゴリアン)は、ほとんど鳴らないのでその存在を忘れかけていました。
夏は、風鈴やしのぶが恋しい季節です。
うちのご近所さんの家でも、風鈴をつけているみたい。
その風鈴はガラスではなく金属でできているようで、托鉢のチーンという音のようです。
抹香臭い音、いや失礼...
風が吹くたび、チーン、チーン、チーンという音。
日本式涼しさを演出する音は、わびさびにつながるような、短調のような、暗い響き。
西洋のウィンドチャイムは音階があり、楽しくなるような、人の感情に良い音だと訴えかけてくるような音が多いと思います。
以前、モニュメントバレーで、お土産として買ってきたココペリ(幸運が倍になるというインディアンの神様)のウィンドチャイムを母は玄関ドアにつけていますが、来客があるたびそれは美しい音を奏で、
「とても良い音ですね。どこで買ったんですか?」
と、気に入る人も多いとか。
良い『気』を出すものと、暗い気分にさせるもの、この差は大きいと思いませんか。
<参考>ココペリ