栗むきに圧力鍋?
秋のシーズン、一度は食べたい栗ご飯。
美味しいけれど剥くのが大変なのと、手技を使う身としては手を傷つけたくないのとで、一度はむき栗を使って栗ご飯にしました。
スーパーで売っていたむき栗は韓国産。
まあ!剥いた栗まで国産はないの?
夏の暑い期間が長かったのでだいぶイカレていた米で炊いたその栗ご飯は。。。
夫「この栗ぼそぼそして美味しくない。」
私「ご飯自体も美味しくないけど、なんて不味い栗なんでしょう。」
いくら手を傷つけたくないからといって、どうしようもない素材で炊いたご飯は食べ物とはいえません。
夫が剥くという前提で、ベジタ(大地を守る会の野菜セット)に入っていた大きな栗を夫に剥いてもらうことにしました(栗ごはん栗ご飯と騒いだのは夫なものですから)。
生の栗をいきなりペティナイフでむき出した夫は、1個で根をあげ、
「簡単に剥く方法ないの?」
「そういえば、ガッテンで圧力鍋を使うと良いと言っていたらしい。」
常に、栗を圧力鍋で蒸かしていた私ですが、茹で栗がここまでパカッと口を開け渋皮まで剥きやすくなるとは驚きました!
栗の身と渋皮の間の空気が加圧して膨張し、減圧することではがれやすくなるとのことですが、蒸すのではなく茹でるのがミソですね。
蒸したときは、茹でたときのように手でも剥けそうなくらいの状態にはなりませんでしたもの。
栗の実の中に入っていく水の量に関係している、と思います。
たまたま、白米はもち米しかなかったので(普段は玄米なので)、作ったのは写真の栗おこわです。
栗は、圧力鍋で8分加圧しました(平和製作所のもので玄米が美味しく炊けます)が、だいぶ火が通っていたので7分もしくは6分でもいいかもしれません。
逐次、試すつもりです。
どうです!包丁で切ったときのデコデコした面がないでしょう?
栗本来の甘味と、ご飯にも栗の風味が染み込んだ美味しい栗おこわが炊けました。