最高に贅沢なオレンジを補った石けん
モザイクや紙ふぶきのように、先にできた石けんを細かくして入れることによって模様のできる石けんがあります。
これは最高に贅沢なオレンジを作ったのはいいけれど、何だかしっとりしすぎて私的には使い心地がよくありませんでしたので、それを補うためにマルセイユベースに細かくして入れ込みました。
模様のためにモザイクにするのではなく再利用だわ、と思いながら前田京子さんの本を開けると、
実は変わり石けんは、残り物の再利用や失敗作を生まれ変わらせようとしたところからできたものが多いのです。
と書いてありました。
なあんだ、発想は同じなのね。
ピュアオリーブ油 72%、パーム油10%
ココナッツ油18%
最高に贅沢なオレンジ石けん
一応、本体は白くあがるようにエクストラバージンではなくピュアオリーブ油を使っています。
[使用感]
写真では白とオレンジの対比が出ていますが、石けんを乾燥させる木箱にいれっぱなしにしていたら、オレンジ色がかなり褪色してしまい、うす黄色になってしまいました。
はちみつを加えて作るとレッドパームが褪色しにくいのは確かですが、それでも光にはとても弱いようです。
使い心地はじょうじょう。
もともとマルセイユが好きということもありますが、洗顔石けんに特定するしかないのかしら、と思える石けんも体はもちろん、髪にもオーケーのオールマイティな石けんになりました。